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【500万円以上】おすすめの3Dプリンター

ここでは500万円以上の、ハイエンドクラスのおすすめ業務用3Dプリンターを紹介します。

ハイクラスモデルでは積層を感じさせない滑らかな表面や高精細な精度をもった造形物を出力することができます。樹脂などの素材を射出するヘッドの数も低価格モデルより多く、ハイスピードで高品質な造形物を作ることが可能です。使用できる材料もABSライクやゴムライク、PPライク、高耐熱性などといった複数のものを使用することができたり、2種類以上の材料を混ぜて100種類以上のマテリアルを造りだすこともできるなどの高性能を備えた3Dプリンターが揃います。

精度重視の3Dプリンター

業務用3Dプリンターを選ぶ時には造形物の精度が重要となります。ものづくりの現場ではクオリティの高い造形ができる高スペックの3Dプリンターが選ばれます。

こちらでは精度の高い3Dプリンターとして、インクジェット方式を採用した、最小積層ピッチが0.05mm以下の製品の中から、500万円以上のものをピックアップして紹介しています。

Stratasys J850 Pro[Stratasys]

積層ピッチは0.014~0.054㎜で、最大7種類の材料を同時使用することが可能。透明、ラバーライクなどさまざまな性質の樹脂に対応しているため、クオリティの高いパーツや試作モデルの造形が可能です。

Stratasys J35 Pro[Stratasys]

積層ピッチは0.01875mmで、PolyJet方式を採用し、最大3種類の材料を同時に使用できるJ35 Pro。プリントヘッドの余計な稼働を無くすことで、より高品質な造形を可能にしており、多様な造形ニーズに応えることができます。

ProJet MJP 2500 Plus [3D Systems]

積層ピッチは0.032mmで、高解像度で細かい部分も適切に表現する微細性が特長です。治具や固定具の造形、設計検証のための試作品などはもちろん、生体適合性が必要となる医療用途としても使用できます。

【500万円以上】精度重視の
高性能な業務用3Dプリンターを
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造形方式別3Dプリンター

3Dプリンターの造形方式は複数あり、方式によって造形物のサイズ、特性や使える材料は異なります。業務用3Dプリンター選定時には、用途に適した造形方式を選ぶことが重要です。

こちらでは500万円以上のおすすめ業務用3Dプリンターを造形方式別に紹介しています。公式HP(販売代理店公式HP含む)に各造形方式と用途に関する記述のある主な製品を、編集部独自の視点で紹介していますので、参考にしてみてください。

材料押出堆積法/熱溶解積層法(FDM)/FFF

固形材料を熱で溶かしソフトクリームのように積み重ねることで造形を行います。樹脂を使用できるのでコスパが良いですが、仕上がりや精度は他の方式に比べ粗めです。

INDUSTRIALシリーズ X5/X7[Markforged]

ナイロンにカーボンを加えて強化した独自素材ONYXなど高性能材料に対応。高い強靭性、耐熱性、復元力があり治具やエンドパーツの造形におすすめです。

FORTUSシリーズ[Stratasys]

高い耐熱性と耐久性を持つ高性能FDM方式3Dプリンター。試作品から最終製品まで幅広く製作できます。

Stratasys F900[Stratasys]

一般的3Dプリンターより大きなサイズで大型の部品製造も可能。航空機の内装部品や金型部品、自動車部品などに向いています。

光造形

紫外線で硬化する液体樹脂を使いレーザーを照射しながら造形していきます。造形精度が高く微細な形状も表現できます。

DWSシリーズ DigitalWax 028J[DWS Systems]

20種類以上の樹脂が使用可能。精細なデザインのジュエリー、歯科医療、精密部品製造に向いています。

VECTOR 3SP[EnvisionTEC]

9種類の素材が使用可能。独自技術3SPによって複雑な形状にも対応できるので自動車部品など工業用製品の製造におすすめです。

Rapid Meister ATOMmシリーズ[CMET]

ATOMm-8000は造形エリアが広いので大型一体造形が可能、ATOMm-4000はリーズナブルな光造形が可能です。

Massivit[Massivit 3D Printing Technologies Ltd.]

一般の3Dプリンターではできないような大型造形を高速に実現できます。大型の立体広告、ディスプレイ製作におすすめです。

インクジェット/マテリアルジェッティング

液状の紫外線硬化樹脂をヘッドから噴射させて紫外線を照射しながら造形していきます。精度が高く細かな造形ができます。

ProJet MJP3600[3D Systems]

高い精度とコストパフォーマンスを実現する3Dプリンター。表面が滑らかに仕上がるのでシャープなエッジの表現ができます。

ProJet2500/2500W[3D Systems]

オフィスに設置可能なコンパクトサイズ産業用3Dプリンター。手のひらより大きいサイズも造形でき、試作パーツの成形に向いています。

HP Multi Jet Fusion テクノロジー

パウダー状の熱可塑性樹脂を噴射して造形するHP独自の造形技術。温度管理とレイヤーごとの造形コントロールで高品質な造形を行います。

HP Jet Fusion 3D[HP]

速い造形スピードで稼働時間を引上げることにより大幅に生産性が向上、プロトタイプから最終製品までダイレクトに製造、量産できます。

粉末積層造形法

液状の紫外線硬化樹脂をヘッドから噴射させて紫外線を照射しながら造形していきます。耐久性の高い造形物を作ることができます。

EOS M 290[EOS]

粉末の金属をレーザーで溶融、1層ずつ固めて造形していく金属3Dプリンター。精度・解像度、表面品質に優れ、試作品から最終製品まで対応可能です。

【500万円以上】造形方式別の
業務用3Dプリンターを
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造形サイズ別3Dプリンター

大きな造形物を作るなら3Dプリンターの造形サイズは大きいほど良いと考えがちですが、サイズの大きさはそれほど問題ではありません。大きなものを作ると精度が下がったり、造形時間もかかるため、小さい構成パーツに分割して造形する方が良い場合もあります。

こちらでは、500万円以上のおすすめ業務用3Dプリンターを造形サイズ別に紹介。公式HP(販売代理店公式HP含む)に造形サイズ及び用途に関する記述のある主な製品をまとめました。

100mm未満

DWSシリーズ DigitalWax 028J[DWS Systems]

20種類以上の樹脂が使用可能。精密なデザインが必要なジュエリー製作、歯科医療、精密部品製造に向いています。

100~200mm

ProJet MJP3600[3D Systems]

表面が滑らかに仕上がるのでシャープなエッジが表現できます。高い精度とコストパフォーマンスを実現する3Dプリンターと評判です。

ProJet2500/2500W[3D Systems]

オフィスに設置可能なコンパクトサイズの産業用3Dプリンター。手のひらより大きいものも造形できます。試作パーツの造形におすすめです。

HP Jet Fusion 3D[HP]

速い造形スピードで稼働時間を引上げることにより大幅に生産性が向上、プロトタイプから最終製品までダイレクトに製造、量産できます。

200~300mm

VECTOR 3SP[EnvisionTEC]

表面の状態や精度を維持しながら高速加工できる独自技術3SPによって複雑な形状も造形可能。自動車部品などの工業用製品の製造におすすめです。

EOS M 290[EOS]

レーザーで粉末の金属を溶融、1層ずつ固めて造形する金属3Dプリンター。高い精度・解像度、表面品質に優れ、試作品から最終製品まで生産できます。

300~400mm

FORTUSシリーズ[Stratasys]

業界でも多くのシェアを持つFDM方式3Dプリンター。高い耐熱性と耐久性を持ち、試作品から最終製品まで製作可能です。

APOLLO[APPLE TREE]

水冷式エクストルーダーの採用によりスーパーエンプラ加工を長時間精度を落とさずに続けられる3Dプリンター。さまざまな試作品を大量に製造したいメーカーに向いています。

400~500mm

Rapid Meister ATOMmシリーズ[CMET]

ATOMm-8000は造形エリアが広く大型モデルも一体造形可能、ATOMm-4000はハイエンドマシンながらリーズナブルな光造形が可能です。

500mm以上

OBJETシリーズ Objet30 prime[Stratasys]

複合材料モードで樹脂を混ぜ合わせることで120種類の材料が使用可能、デジタルマテリアル、マルチカラー対応なので、さまざまな場面で使用できます。

Jupiterシリーズ[FLASHFORGE]

高精度な業務用大型3Dプリンター。反りの発生を防ぐ技術によって大型サイズの造形が可能。高い精度を必要とする医療分野や宇宙開発分野などに向いています。

Massivit[Massivit 3D Printing Technologies Ltd.]

一般的な3Dプリンターではできないような大型造形を高速で実現できます。大型の立体広告やディスプレイ製作などにおすすめです。

【500万円以上】造形サイズ別の
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3Dプリンターイメージ
500万円未満の高性能な3Dプリンター特集をチェック
       
3Dプリンターイメージ
           

近年の製造品の精緻化に伴い、500万円未満であっても、ハイエンドモデルに匹敵するような性能を備えたミドルクラスの3Dプリンターが、続々登場しています。
ここでは、500万円未満でありながら、高精細、高強度、短納期で造形できる3Dプリンターをそれぞれ紹介します。

       

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SPECIAL

500万円未満の
高性能な業務用3Dプリンター特集

近年、製造品の多様化に伴い、3Dプリンターに求められる機能性においても、性能が重視されることがポイントとなってきています。

ここでは、500万円未満のミドルクラスでありながら、高精細高強度短納期で造形できる3Dプリンターをそれぞれ紹介します。各製品の特徴に加えてショールーム情報もまとめました。

▼左右にスクロールできます▼
▼上下にスクロールできます
製品名 積層ピッチ 最大造形サイズ
(W×D×H)
造形方式 材料などの特徴
アジリスタ
[キーエンス]

アジリスタ[キーエンス]の製品

引用元:キーエンス公式HP
https://www.keyence.co.jp/products/3d-printers/3d-printers/

公式HPで
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0.015mm~ 297mm×210mm×200mm インクジェット方式

アジリスタは、国産の3Dプリンターでは数少ないインクジェット方式を採用し、積層ピッチ0.015mmの高精細造形を実現。水溶性のサポート材の為、細部までしっかりと造形でき、部品の組付けまでできる精度を誇ります。

使用可能な材料はUV硬化アクリル樹脂とシリコーンゴム。

樹脂はアクリルに少量のウレタンを配合し、靭性を持たせているため、ネジを締めても割れないことが特徴です。

Mark Two
[Markforged]

Mark Twoの製品画像

引用元:Markforged公式HP:
https://markforged.com/jp/3d-printers

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0.1mm~0.2mm 350mm×132mmx154mm 熱溶解積層方式+
連続フィラメント方式

Mark Twoは、Markforged独自のカーボンファイバー連続繊維を使用できる方式が採用されています。

これは、造形物の内部にカーボンファイバーで骨組みを組成しながら形作っていく方式です。

これにより、高強度の造形が可能になり、製造工程で使う治具や工具、より強度が求められる部品の製造を行うことができます。

G-ZERO
[グーデンベルグ]

G-ZEROの製品

引用元:PR TIMES公式HP:GUTENBERG社製 プロフェッショナル3Dプリンター G-ZEROの販売開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000057289.html

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0.05〜0.250mm 250mmx210mmx200mm 熱溶解積層方式

G-ZEROは、最大500mm/sというスピーディな造形ができます

短時間で造形が可能になり、生産性が向上します。

高速で動くヘッドの振動を抑える技術も搭載し、ハイスピードながら安定感のある造形ができます。

■選定条件
アジリスタ[キーエンス]……2023年7月19日、Googleで「3Dプリンター 高精細」と検索して表示された50万円以上500万円未満の製品のうち、インクジェット方式を採用し、積層ピッチが最小の製品として選出
Mark Two[Markforged]……2023年7月19日、Googleで「3Dプリンター 強度」と検索して表示された50万円以上500万円未満の製品のうち、カーボン素材を使用できるもので、唯一、熱溶解積層方式+連続フィラメント方式を採用している製品として選出
G-ZERO[グーテンベルク]……2023年7月19日、Googleで「3Dプリンター 高速」と検索して表示された50万円以上500万円未満の製品のうち、造形速度が最速の製品として選出しました。