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ここでは、RAYSHAPE社が製造・開発している3Dプリンター「Shape 1+シリーズ」について、モデルの特徴や製作に向くタイプ、商品スペックなどをまとめています。3Dプリンターの導入を考えている人は必見です。
工業用DLPプロジェクターを搭載している「Shape 1+シリーズ」は、従来のLCD方式3Dプリンターよりもメンテナンスが簡単です。本体はもちろん部品の耐久性も高く、長期的に高いパフォーマンスを発揮します。
減光や歪みがほとんどなく、光の均一性に長けているので成功率も高いです。大量生産を目的とする企業でも満足できるでしょう。
ハイパワー熱風ヒーターをビルドチャンバーに使用しており、短時間で60℃まで加熱可能です。これにより、従来の3Dプリンターでは使用できないケースが多かった、高粘度・高分子量の樹脂にも対応できるようになりました。
強度の高いマテリアルを使えるので、優れた物理的特性を有する造形物のプリントにも適しています。最終用途部品を作成するのにもおすすめです。
最小画素サイズ50μmを誇るShape 1+シリーズは、金型製品に劣らない繊細なディテールを再現できる精度を有しています。精密部品の製造に向いているため、医療業界や化学研究機関、精密電子機器業界などにおすすめです。
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会社名 | 株式会社フュージョンテクノロジー |
---|---|
所在地 | 東京都豊島区東池袋5-7-3 東池袋五丁目ビル 6F |
URL | https://fusiontechnology.co.jp/ |
電話番号 | 03-6914-1634 |
営業時間 | 公式HPに記載なし |
定休日 | 公式HPに記載なし |
近年、製造品の多様化に伴い、3Dプリンターに求められる機能性においても、性能が重視されることがポイントとなってきています。
ここでは、500万円未満のミドルクラスでありながら、高精細、高強度、短納期で造形できる3Dプリンターをそれぞれ紹介します。各製品の特徴に加えてショールーム情報もまとめました。
製品名 | 積層ピッチ | 最大造形サイズ (W×D×H) |
造形方式 | 材料などの特徴 |
---|---|---|---|---|
アジリスタ [キーエンス] 引用元:キーエンス公式HP
https://www.keyence.co.jp/products/3d-printers/3d-printers/ |
0.015mm~ | 297mm×210mm×200mm | インクジェット方式 |
アジリスタは、国産の3Dプリンターでは数少ないインクジェット方式を採用し、積層ピッチ0.015mmの高精細造形を実現。水溶性のサポート材の為、細部までしっかりと造形でき、部品の組付けまでできる精度を誇ります。 使用可能な材料はUV硬化アクリル樹脂とシリコーンゴム。 樹脂はアクリルに少量のウレタンを配合し、靭性を持たせているため、ネジを締めても割れないことが特徴です。 |
Mark Two [Markforged] 引用元:Markforged公式HP:
https://markforged.com/jp/3d-printers |
0.1mm~0.2mm | 350mm×132mmx154mm | 熱溶解積層方式+ 連続フィラメント方式 |
Mark Twoは、Markforged独自のカーボンファイバー連続繊維を使用できる方式が採用されています。 これは、造形物の内部にカーボンファイバーで骨組みを組成しながら形作っていく方式です。 これにより、高強度の造形が可能になり、製造工程で使う治具や工具、より強度が求められる部品の製造を行うことができます。 |
G-ZERO [グーデンベルグ] 引用元:PR TIMES公式HP:GUTENBERG社製 プロフェッショナル3Dプリンター G-ZEROの販売開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000057289.html |
0.05〜0.250mm | 250mmx210mmx200mm | 熱溶解積層方式 |
G-ZEROは、最大500mm/sというスピーディな造形ができます。 短時間で造形が可能になり、生産性が向上します。 高速で動くヘッドの振動を抑える技術も搭載し、ハイスピードながら安定感のある造形ができます。 |
■選定条件
アジリスタ[キーエンス]……2023年7月19日、Googleで「3Dプリンター 高精細」と検索して表示された50万円以上500万円未満の製品のうち、インクジェット方式を採用し、積層ピッチが最小の製品として選出
Mark Two[Markforged]……2023年7月19日、Googleで「3Dプリンター 強度」と検索して表示された50万円以上500万円未満の製品のうち、カーボン素材を使用できるもので、唯一、熱溶解積層方式+連続フィラメント方式を採用している製品として選出
G-ZERO[グーテンベルク]……2023年7月19日、Googleで「3Dプリンター 高速」と検索して表示された50万円以上500万円未満の製品のうち、造形速度が最速の製品として選出しました。