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このページでは、Markforged社製のOnyx Proの特徴についてまとめています。強度が自慢の連続グラスファイバーでパーツを造形することができる3Dプリンターです。長時間にわたる完全自動3Dプリントや高い精度での美しい仕上げが可能なところも注目ポイントです。
ABSよりも高い強度を誇る「連続グラスファイバー」に対応しているので、頑丈で耐久性のあるパーツを3D プリントできます。
また、パーツをできるだけ精密かつ美しく仕上げたい場合には、幅ひろい用途があることで知られるマイクロ炭素繊維充填のナイロン素材「Onyx」を使用することも可能です。表面仕上げの質にこだわりたいパーツを3Dプリントする際に、特に適した素材です。
アルミニウムの筐体および精密加工が施されたコンポーネントにより、完全自動の3D プリントを数千時間連続で行うことができます。継続的な造形が必要な場合に非常に便利です。
参照元:Markforged公式HP(https://markforged.com/jp/3d-printers/onyx-pro)
3Dプリンター購入後のアフターサポートも充実しています。販売会社であるAPPLE TREE株式会社が、修理やパーツ交換の問い合わせに迅速に対応。技術スタッフも在籍しています。
用途については明記されていませんが、次に挙げるような素材に対応しています。制作物に適した使用素材を選択して造形を行います。
参照元:APPLE TREE公式HP(https://apple-tree.co.jp/brand/markforged/onyx-pro/)
記載されていませんでした。
会社名 | APPLE TREE株式会社 |
---|---|
所在地 | (大阪本社)大阪府大阪市中央区本町4-3-9本町サンケイビル18F |
URL | https://apple-tree.co.jp/brand/markforged/onyx-pro/ |
電話番号 | 06-6710-9061 |
営業時間 | 平日9:00~18:00(電話対応:9:30~17:30) |
定休日 | 記載なし |
近年、製造品の多様化に伴い、3Dプリンターに求められる機能性においても、性能が重視されることがポイントとなってきています。
ここでは、500万円未満のミドルクラスでありながら、高精細、高強度、短納期で造形できる3Dプリンターをそれぞれ紹介します。各製品の特徴に加えてショールーム情報もまとめました。
製品名 | 積層ピッチ | 最大造形サイズ (W×D×H) |
造形方式 | 材料などの特徴 |
---|---|---|---|---|
アジリスタ [キーエンス] 引用元:キーエンス公式HP
https://www.keyence.co.jp/products/3d-printers/3d-printers/ |
0.015mm~ | 297mm×210mm×200mm | インクジェット方式 |
アジリスタは、国産の3Dプリンターでは数少ないインクジェット方式を採用し、積層ピッチ0.015mmの高精細造形を実現。水溶性のサポート材の為、細部までしっかりと造形でき、部品の組付けまでできる精度を誇ります。 使用可能な材料はUV硬化アクリル樹脂とシリコーンゴム。 樹脂はアクリルに少量のウレタンを配合し、靭性を持たせているため、ネジを締めても割れないことが特徴です。 |
Mark Two [Markforged] 引用元:Markforged公式HP:
https://markforged.com/jp/3d-printers |
0.1mm~0.2mm | 350mm×132mmx154mm | 熱溶解積層方式+ 連続フィラメント方式 |
Mark Twoは、Markforged独自のカーボンファイバー連続繊維を使用できる方式が採用されています。 これは、造形物の内部にカーボンファイバーで骨組みを組成しながら形作っていく方式です。 これにより、高強度の造形が可能になり、製造工程で使う治具や工具、より強度が求められる部品の製造を行うことができます。 |
G-ZERO [グーデンベルグ] 引用元:PR TIMES公式HP:GUTENBERG社製 プロフェッショナル3Dプリンター G-ZEROの販売開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000057289.html |
0.05〜0.250mm | 250mmx210mmx200mm | 熱溶解積層方式 |
G-ZEROは、最大500mm/sというスピーディな造形ができます。 短時間で造形が可能になり、生産性が向上します。 高速で動くヘッドの振動を抑える技術も搭載し、ハイスピードながら安定感のある造形ができます。 |
■選定条件
アジリスタ[キーエンス]……2023年7月19日、Googleで「3Dプリンター 高精細」と検索して表示された50万円以上500万円未満の製品のうち、インクジェット方式を採用し、積層ピッチが最小の製品として選出
Mark Two[Markforged]……2023年7月19日、Googleで「3Dプリンター 強度」と検索して表示された50万円以上500万円未満の製品のうち、カーボン素材を使用できるもので、唯一、熱溶解積層方式+連続フィラメント方式を採用している製品として選出
G-ZERO[グーテンベルク]……2023年7月19日、Googleで「3Dプリンター 高速」と検索して表示された50万円以上500万円未満の製品のうち、造形速度が最速の製品として選出しました。