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株式会社マイクロボード・テクノロジーは、レーザー加工機や3Dプリンター、3Dスキャナ、ラベルプリンタなどの製造および販売を行っている、国際的な企業です。本社を米国に置き、世界各国に拠点を持ちながら、幅広い地域に製品を提供しています。3Dプリンターは「INFINITYシリーズ」を提供。本記事では同シリーズ「Infinity X2 Pro」ついて紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。
Infinity X2 ProはCORE XY機構を採用し、品質を損なうことなく造形スピードを上げることができます。同社はCORE XYの研究を行い、高品質リニアガイド、大型モーター、独自のチップを使用し、速く精巧な造形技術を開発しました。他社製品と比較して、数倍早く造形することを可能にしています。
Infinity X2 Proは、以前のGTシリーズを超える86工業型ボードが搭載されています。より緻密な造形が可能となり、散熱性と耐久性も向上しました。
高速移動に適したプリンタ構造を採用しており、モーターのオーバーヒートを防ぐため、造形エリア外に配置されています。造形スピードを上げても故障率や失敗のリスクを抑えることが可能です。
X2のノズルパーツは簡単に脱着が可能で、ターボファンによる優れた冷却システムを搭載しています。造形物を的確に冷却し、高温にも対応する造形を実現しています。
Infinity X2 Proは、高精度で品質の高い造形が求められる企業に適した製品です。同社のInfinityシリーズは、スペック上の性能だけでなく、実際の造形物においても精度の高さを証明しています。
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会社名 | 株式会社マイクロボード・テクノロジー |
---|---|
所在地 | 東京都中央区日本橋大伝馬町1-13 近源ビル5F |
URL | https://microboards.co.jp/ |
電話番号 | 03-3561-2266 |
営業時間 | 9:30〜18:00 |
定休日 | 土曜・日曜・祝日 |
近年、製造品の多様化に伴い、3Dプリンターに求められる機能性においても、性能が重視されることがポイントとなってきています。
ここでは、500万円未満のミドルクラスでありながら、高精細、高強度、短納期で造形できる3Dプリンターをそれぞれ紹介します。各製品の特徴に加えてショールーム情報もまとめました。
製品名 | 積層ピッチ | 最大造形サイズ (W×D×H) |
造形方式 | 材料などの特徴 |
---|---|---|---|---|
アジリスタ [キーエンス] |
0.015mm~ | 297mm×210mm×200mm | インクジェット方式 |
アジリスタは、国産の3Dプリンターでは数少ないインクジェット方式を採用し、積層ピッチ0.015mmの高精細造形を実現。水溶性のサポート材の為、細部までしっかりと造形でき、部品の組付けまでできる精度を誇ります。 使用可能な材料はUV硬化アクリル樹脂とシリコーンゴム。 樹脂はアクリルに少量のウレタンを配合し、靭性を持たせているため、ネジを締めても割れないことが特徴です。 |
Mark Two [Markforged] |
0.1mm~0.2mm | 350mm×132mmx154mm | 熱溶解積層方式+ 連続フィラメント方式 |
Mark Twoは、Markforged独自のカーボンファイバー連続繊維を使用できる方式が採用されています。 これは、造形物の内部にカーボンファイバーで骨組みを組成しながら形作っていく方式です。 これにより、高強度の造形が可能になり、製造工程で使う治具や工具、より強度が求められる部品の製造を行うことができます。 |
G-ZERO [グーデンベルグ] |
0.05〜0.250mm | 250mmx210mmx200mm | 熱溶解積層方式 |
G-ZEROは、最大500mm/sというスピーディな造形ができます。 短時間で造形が可能になり、生産性が向上します。 高速で動くヘッドの振動を抑える技術も搭載し、ハイスピードながら安定感のある造形ができます。 |
■選定条件
アジリスタ[キーエンス]……2023年7月19日、Googleで「3Dプリンター 高精細」と検索して表示された50万円以上500万円未満の製品のうち、インクジェット方式を採用し、積層ピッチが最小の製品として選出
Mark Two[Markforged]……2023年7月19日、Googleで「3Dプリンター 強度」と検索して表示された50万円以上500万円未満の製品のうち、カーボン素材を使用できるもので、唯一、熱溶解積層方式+連続フィラメント方式を採用している製品として選出
G-ZERO[グーテンベルク]……2023年7月19日、Googleで「3Dプリンター 高速」と検索して表示された50万円以上500万円未満の製品のうち、造形速度が最速の製品として選出しました。