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【500万円未満】造形方式別3Dプリンター

500万円未満の高性能な業務用3Dプリンター特集

3Dプリンターでは3D CGデータや3D-CADデータを元に、材料を一層ずつ積層して造形物を作っていきますが、造形方式は数種類あり、造形物のサイズや特性、使える材料は方式によって異なります。業務用3Dプリンターを選ぶ時には、用途に適している造形方式がどれなのか確認することが必要です。

こちらでは500万円未満で購入できるおすすめの業務用3Dプリンターを造形方式別に紹介します。公式HP(販売代理店公式HP含む)に各造形方式と、用途に関する記述のある主な製品を紹介していますので、参考にしてみてください。

以下、こちらで紹介している3Dプリンターの造形方式です。

材料押出堆積法/熱溶解積層法(FDM)/FFF

固形材料を熱で溶かしソフトクリームのように積み重ねることで造形を行います。樹脂を使用できるのでコスパが良いですが、仕上がりや精度は他の方式に比べ粗めです。

MARK TWO[Markforged]

ボディはコンパクトですがナイロンやカーボンにファイバーを織り込んだ独自材料で高強度・高精細な造形を実現。製造工程で使用する治具や部品製造に力を発揮します。

製品スペック

INDUSTRIALシリーズ X3[Markforged]

Markforgedのデスクトップシリーズの中でも最小0.05mmの積層ピッチ、広いワークスペースを備える生産性重視の本格的な工業向け3Dプリンターです。

製品スペック

Stratasys F170[Stratasys]

デザイン作りやプリントのサポートをするGrabCADソフトも搭載されている多機能型3Dプリンターです。幅広い試作品の製造に向いています。

製品スペック

MAKERBOT REPLICATOR+[MakerBot]

プリンター本体ディスプレイから直接操作可能なデスクトップサイズなので気軽に試作品を製造でき、製造過程も観察できます。

製品スペック

Raise3D E2[Raise 3D]

高精度の3Dプリントを実現するために積層ピッチだけでなく各軸のデータ、震度、機械独自のスライス機能にもこだわり、模型製作から工業製品まで幅広く対応可能です。

製品スペック

Bellulo[システムクリエイト]

カスタマイズ性が高く優れた加工性のある3Dプリンター。幅広いユーザーニーズに応えられるようさまざまなサイズが用意されています。

製品スペック

<Bellulo 200>

<Bellulo 400>

FUNMAT[INTAMSYS]

熱収縮などで歪みやすいスーパーエンプラにも対応、大型造形も可能な多機能型3Dプリンターです。研究開発や医療分野での試作品製作に向いています。

製品スペック

<FUNMAT HT>

<FUNMAT PRO>

光造形

紫外線で硬化する液体樹脂を使いレーザーを照射しながら造形していきます。造形精度が高く微細な形状も表現できます。

XFABシリーズ[DWS Systems]

低価格の光造形3Dプリンター。最小積層ピッチが小さいのでなめらかに仕上がり表面仕上げが不要。さまざまな材料を使えるので幅広い造形ができます。

製品スペック

<XFAB 2000>

<XFAB 2500>

<XFAB 3500>

DWS DigitalWax 009J[DWS Systems]

20種類以上の樹脂が使用でき、表面仕上げが不要な美しい出力表面を実現、精細なデザインが必要なジュエリーや歯科医療におすすめです。

製品スペック

VIDA/VIDA HD[EnvisionTEC]

低価格ながら独自DLP方式により滑らかで高精細でな造形を実現。精密さが求められるデザイン検討や機能部品検討などのモデル造形に向いています。

製品スペック

インクジェット/マテリアルジェッティング

液状の紫外線硬化樹脂をヘッドから噴射させて紫外線を照射しながら造形していきます。精度が高く細かな造形ができます。

アジリスタ[キーエンス]

寸法精度が出やすいインクジェット方式を採用したアジリスタは、積層ピッチも0.015mmと高精細を実現。部品の組み付けも可能なため、精度が求められる試作品の制作にも適しています。

製品スペック

OBJETシリーズ Objet 30 Pro V5[Stratasys]

コンパクトサイズながら繊細でなめらかな表面の造形ができるので試作品だけでなくパーツ材料や実用品製作にも向いています。

製品スペック

3Sシリーズ[Solidscape]

造形ベースをセットしデータ転送するだけで造形でき、サポート材除去も専用除去液に浸けるだけなので簡単。工業製品、ジュエリー、模型試作におすすめです。

※S350、S370の情報は2022年12月時点で公式サイトで確認できませんでした。 現在は販売が終了している可能性がございますので、詳細はメーカーや販売会社にお問い合わせください。

製品スペック

<S-Series S350>

<S-Series S370/S390>

<S-series S500>

【500万円未満】
精度や強度に優れた高スペックな
業務用3Dプリンターを見る

3Dプリンターイメージ
500万円未満の高性能な3Dプリンター特集をチェック
       
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近年の製造品の精緻化に伴い、500万円未満であっても、ハイエンドモデルに匹敵するような性能を備えたミドルクラスの3Dプリンターが、続々登場しています。
ここでは、500万円未満でありながら、高精細、高強度、短納期で造形できる3Dプリンターをそれぞれ紹介します。

       

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500万円未満の
高性能な業務用3Dプリンター特集

近年、製造品の多様化に伴い、3Dプリンターに求められる機能性においても、性能が重視されることがポイントとなってきています。

ここでは、500万円未満のミドルクラスでありながら、高精細高強度短納期で造形できる3Dプリンターをそれぞれ紹介します。各製品の特徴に加えてショールーム情報もまとめました。

▼左右にスクロールできます▼
▼上下にスクロールできます
製品名 積層ピッチ 最大造形サイズ
(W×D×H)
造形方式 材料などの特徴
アジリスタ
[キーエンス]

アジリスタ[キーエンス]の製品

引用元:キーエンス公式HP
https://www.keyence.co.jp/products/3d-printers/3d-printers/

公式HPで
製品の特徴を
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0.015mm~ 297mm×210mm×200mm インクジェット方式

アジリスタは、国産の3Dプリンターでは数少ないインクジェット方式を採用し、積層ピッチ0.015mmの高精細造形を実現。水溶性のサポート材の為、細部までしっかりと造形でき、部品の組付けまでできる精度を誇ります。

使用可能な材料はUV硬化アクリル樹脂とシリコーンゴム。

樹脂はアクリルに少量のウレタンを配合し、靭性を持たせているため、ネジを締めても割れないことが特徴です。

Mark Two
[Markforged]

Mark Twoの製品画像

引用元:Markforged公式HP:
https://markforged.com/jp/3d-printers

製品の特徴を
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0.1mm~0.2mm 350mm×132mmx154mm 熱溶解積層方式+
連続フィラメント方式

Mark Twoは、Markforged独自のカーボンファイバー連続繊維を使用できる方式が採用されています。

これは、造形物の内部にカーボンファイバーで骨組みを組成しながら形作っていく方式です。

これにより、高強度の造形が可能になり、製造工程で使う治具や工具、より強度が求められる部品の製造を行うことができます。

G-ZERO
[グーデンベルグ]

G-ZEROの製品

引用元:PR TIMES公式HP:GUTENBERG社製 プロフェッショナル3Dプリンター G-ZEROの販売開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000057289.html

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0.05〜0.250mm 250mmx210mmx200mm 熱溶解積層方式

G-ZEROは、最大500mm/sというスピーディな造形ができます

短時間で造形が可能になり、生産性が向上します。

高速で動くヘッドの振動を抑える技術も搭載し、ハイスピードながら安定感のある造形ができます。

■選定条件
アジリスタ[キーエンス]……2023年7月19日、Googleで「3Dプリンター 高精細」と検索して表示された50万円以上500万円未満の製品のうち、インクジェット方式を採用し、積層ピッチが最小の製品として選出
Mark Two[Markforged]……2023年7月19日、Googleで「3Dプリンター 強度」と検索して表示された50万円以上500万円未満の製品のうち、カーボン素材を使用できるもので、唯一、熱溶解積層方式+連続フィラメント方式を採用している製品として選出
G-ZERO[グーテンベルク]……2023年7月19日、Googleで「3Dプリンター 高速」と検索して表示された50万円以上500万円未満の製品のうち、造形速度が最速の製品として選出しました。