業務用3Dプリンターを選ぶ際のポイントとなるのが、造形物の精度や強度といったクオリティの高さです。試作品や最終製品などものづくりの現場においては、クオリティの高い出力ができる高スペックな3Dプリンターがよく選ばれています。積層ピッチが細かい3Dプリンターを選ぶことでなめらかな表面の造形物を作ることができます。精度や強度で選ぶなら各マシンのサンプルの出来映えや最小積層ピッチを確認しましょう。
こちらでは造形物の材質の「強さ」に対応する造形方式「FDM・FFF・HP Multi Jet Fusion テクノロジー・粉末積層造形法」のうち、精度の高さを表す最小積層ピッチが0.1mm以下のもので、かつ500万円未満の価格帯のものを紹介します。
カーボンファイバーを利用したコンポジット積層、金属粉末射出成型法(MIM)という新しい金属積層方式によって高強度・高精細な造形を実現。プロトタイプから最終製品まで造形できます。強靭なナイロンにカーボンを加えプラスチックの2倍の強度と高い耐熱性を持「ONYX」を中心に、高強度の材料に対応、高い強度を要する工業製品のパーツの造形が可能です。
このモデルは最終製品向け3Dプリンターです。特集ページでも紹介しています
3Dプリンターの精度を左右する積層ピッチだけでなく、各軸のデータ、震度、機械独自のスライス機能にもこだわり、高い精度を実現するために、さまざまな点からアプローチ。Pro2シリーズでは、可動式デュアルヘッドを採用。細かな設定をする必要がないので誰でも簡単に造形ができます。大幅に強度を上げた純正フィラメントは7種類の合成が可能、純正品以外のフィラメントにも対応しています。業務用として開発されているので作業現場を想定し、プリンター下部に工具類の収納スペースも確保されています。
このモデルは最終製品向け3Dプリンターです。特集ページでも紹介しています
日本製の熱溶解積層(FDM)方式3DプリンターであるValue3D MagiXは付属ソフトウェアも全て日本語対応しているので安心。これまでのValue3D MagiXはデスクトップ3Dプリンターとしてのフレーム剛性が低くプリント精度にも影響を及ぼしていました。これを解消してValue3D MagiXのフレーム剛性を高めるために、高体制ボディとZ軸両持ちテーブルの組み合わせで実現。美しい造形がより早くできるようになりました。またプリント中の液だれを防ぐために2つの冷却ファンも採用されています。
医療や航空宇宙など高精度な加工が必要とされる分野で必要な部品を製作することを目的に開発された業務用大型3DプリンターAPOLLO。プリント方式にFDM(熱溶解積層法)を採用、これまで3Dプリンターで出力することが難しいとされていたABS・PC・ナイロン・PPSU・ウルテムなどのスーパーエンプラ(エンジニアプラスチック)素材にも対応しています。
MakerBot Replicator+はプリンターのディスプレイから直接操作できるので誰でも簡単に造形が可能。プリンターに内臓されたカメラで離れた場所からプリント中の様子をモニタリングでき、プレビュー機能で仕上がりの確認もできます。フィラメントには衝撃に強いタフPLAが採用され、カラーバリエーションも全34色と豊富に揃っています。
PEEK・ウルテム・PPSUなどのスーパーエンプラ(スーパーエンジニアプラスチック)から通常エンプラまで造形可能な多機能型3Dプリンターで大型造形物にも対応しています。造形方式は溶融フィラメント造形法(FFF/FDM)なので、これまでFDM方式の3Dプリンターを操作していた現場でも容易に移行が可能。医療、航空宇宙、自動車分野の部品製造に向いています。
このモデルは最終製品向け3Dプリンターです。特集ページでも紹介しています
さまざまな口径サイズのノズルがあり、ノズル径が変更可能、造形時の熱を抑える機能が搭載されているなど、カスタマイズ性の高さや優れた加工性が特徴の3Dプリンター。用途に合わせて様々なサイズの3Dプリンターを用意しています。造形精度と造形速度を保つためノズル横に冷却ファンを設置し材料である樹脂の冷却・硬化を早めながら、成形加工を継続し、滑らかで再現性の高い造形を行えます。
「実製品に適用できる業務用3Dプリンターを導入したい」「高い強度、精度がよい3Dプリンターを導入したい」企業におすすめなのが、最終製品の造形も可能なスペックを持つ3Dプリンターです。
500万円未満クラスのおすすめ業務用3Dプリンターを紹介。
需要の多い「精度や強度に優れたスペックを持つタイプ」をはじめ、お探しの「造形方式別」や「造形サイズ別」にご紹介。
500万円~7000万円以上クラスのおすすめ業務用3Dプリンターを紹介。
需要の多い「精度や強度に優れたスペックを持つタイプ」をはじめ、お探しの「造形方式別」や「造形サイズ別」にご紹介。