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GX-1000[キーエンス]

500万円未満の高性能な業務用3Dプリンター特集

アジリスタ[キーエンス]イメージ
引用元HP:キーエンス公式サイト
https://www.keyence.co.jp/products/3d-printers/3d-printers/agilista-3100/index_pr.jsp

GX-1000の特徴

設計者のための業務用3Dプリンター

GX-1000は、製造現場での治具・部品の内製化を想定したFFF方式の3Dプリンターです。独立式デュアルヘッドや最小50μmの積層に対応し、実務用途に必要な造形品質と運用性を備えます。

造形プレート自動キャリブレーションや庫内・プレートの温度コントロールを搭載し、立ち上げと再現性の安定化を支援します。

独立デュアルヘッドと最小50μm積層に対応

方式はFFF(熱溶解フィラメント製法)。独立式デュアルヘッド、ノズル径0.4/0.8mm(専用耐摩耗ノズル)、積層ピッチはデフォルト200μm・最小50μmに対応します。インターフェースはEthernet(100BASE-TX)/USB2.0/タッチパネル、スライサーは「GX Slicer」(Windows 10/11 64bit、入力STL/STEP/3MF)に対応します。

必要なものは単相100–120V 50/60Hzのみ!
設置に関する仕様

電源は単相100–120V(±10%)に対応します。本体寸法は750×630×710mm(取っ手・足含む)、重量は69kgです。使用環境は10–40℃、85%RH以下です。

一般的な電源条件で稼働し、据え付けに大掛かりな付帯工事を要しない構成です。

材料ラインナップ(モデル材/サポート材)

モデル材はGX-M1/GX-H1/GX-T1/GX-F1/GX-E1、サポート材はGX-S1に対応します。剛性・耐摩耗・耐熱、難燃・耐薬品、耐衝撃・高靭性、静電対策、軟質などの特性カテゴリーが提示されています。

GX-1000の性能をお試しできる

公式サイトから「テスト機貸出サービス」の申し込みが可能です。導入前に操作性や造形品質を確認できます。

ものづくりの現場で使える

最小50μmの積層ピッチで細部を再現

最小50μm(デフォルト200μm)の積層に対応し、寸法確認や勘合確認などの評価に用いる試作モデルの作成に適します。独立式デュアルヘッドにより、用途に合わせた造形設定が可能です。

治具・補助部品の内製化に対応

造形サイズは400×300×300mm(シングル時)/345×300×300mm(デュアル時)です。組立治具・搬送治具・溶接治具・切削治具など、現場で用いる治具類や補助部品の一体造形に対応します。

GX-1000のスペック

GX-1000

キーエンスのサポート体制

国産メーカーが相談から導入後まで
直接サポート

公式サイトからお問い合わせ・価格見積に対応し、商品別ユーザーサポート、修理・校正サービス、輸出関連書類の発行サービス、規格認証・適合一覧、生産終了・推奨代替商品などのメニューを利用できます。電話での相談窓口(0120-716-516、8:30~20:00・土日祝除く)も案内されています。

ショールーム/デモ体験

公式サイトから「テスト機貸出サービス」の申し込みが可能です。導入前に造形品質や操作性を確認できます。

※参照元:キーエンス公式HP(https://www.keyence.co.jp/inquiry/requestFreeTrial/

販売会社

会社名 株式会社キーエンス
所在地 (本社・研究所)大阪府大阪市東淀川区東中島1-3-14
(東京研究所)東京都港区台場2-3-1 トレードピアお台場18F
(高槻事業所)大阪府高槻市明田町2-13
3Dプリンターイメージ
500万円未満の高性能な3Dプリンター特集をチェック
       
3Dプリンターイメージ
           

近年の製造品の精緻化に伴い、500万円未満であっても、ハイエンドモデルに匹敵するような性能を備えたミドルクラスの3Dプリンターが、続々登場しています。
ここでは、500万円未満でありながら、高精細、高強度、短納期で造形できる3Dプリンターをそれぞれ紹介します。

       

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500万円未満の
高性能な業務用3Dプリンター特集

近年、製造品の多様化に伴い、3Dプリンターに求められる機能性においても、性能が重視されることがポイントとなってきています。

ここでは、500万円未満のミドルクラスでありながら、高精細高強度短納期で造形できる3Dプリンターをそれぞれ紹介します。各製品の特徴に加えてショールーム情報もまとめました。

▼左右にスクロールできます▼
▼上下にスクロールできます
製品名 積層ピッチ 最大造形サイズ
(W×D×H)
造形方式 材料などの特徴
アジリスタ
[キーエンス]

アジリスタ[キーエンス]の製品

引用元:キーエンス公式HP
https://www.keyence.co.jp/products/3d-printers/3d-printers/

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0.015mm~ 297mm×210mm×200mm インクジェット方式

アジリスタは、国産の3Dプリンターでは数少ないインクジェット方式を採用し、積層ピッチ0.015mmの高精細造形を実現。水溶性のサポート材の為、細部までしっかりと造形でき、部品の組付けまでできる精度を誇ります。

使用可能な材料はUV硬化アクリル樹脂とシリコーンゴム。

樹脂はアクリルに少量のウレタンを配合し、靭性を持たせているため、ネジを締めても割れないことが特徴です。

Mark Two
[Markforged]

Mark Twoの製品画像

引用元:Markforged公式HP:
https://markforged.com/jp/3d-printers

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0.1mm~0.2mm 350mm×132mmx154mm 熱溶解積層方式+
連続フィラメント方式

Mark Twoは、Markforged独自のカーボンファイバー連続繊維を使用できる方式が採用されています。

これは、造形物の内部にカーボンファイバーで骨組みを組成しながら形作っていく方式です。

これにより、高強度の造形が可能になり、製造工程で使う治具や工具、より強度が求められる部品の製造を行うことができます。

G-ZERO
[グーデンベルグ]

G-ZEROの製品

引用元:PR TIMES公式HP:GUTENBERG社製 プロフェッショナル3Dプリンター G-ZEROの販売開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000057289.html

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0.05〜0.250mm 250mmx210mmx200mm 熱溶解積層方式

G-ZEROは、最大500mm/sというスピーディな造形ができます

短時間で造形が可能になり、生産性が向上します。

高速で動くヘッドの振動を抑える技術も搭載し、ハイスピードながら安定感のある造形ができます。

■選定条件
アジリスタ[キーエンス]……2023年7月19日、Googleで「3Dプリンター 高精細」と検索して表示された50万円以上500万円未満の製品のうち、インクジェット方式を採用し、積層ピッチが最小の製品として選出
Mark Two[Markforged]……2023年7月19日、Googleで「3Dプリンター 強度」と検索して表示された50万円以上500万円未満の製品のうち、カーボン素材を使用できるもので、唯一、熱溶解積層方式+連続フィラメント方式を採用している製品として選出
G-ZERO[グーテンベルク]……2023年7月19日、Googleで「3Dプリンター 高速」と検索して表示された50万円以上500万円未満の製品のうち、造形速度が最速の製品として選出しました。