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このページでは、XYZプリンティング社が手がける「ダヴィンチシリーズ」をご紹介します。同シリーズのラインナップは3種類となっており、それぞれのモデルについて調査しましたので、3Dプリンタ導入検討の材料にしてみてはいかがでしょうか。
ダヴィンチシリーズは、2013年に設立されたXYZプリンティング社により開発された3Dプリンタです。同社は新金寶グループの事業会社であり、設立以来コンシューマ向けの3Dプリンターの開発を行ってきた企業。2018年からはコンシューマ向け3Dプリンターの開発で培ってきた技術を生かし、産業用の3Dプリンタの開発も手がけています。
同社の3Dプリンターは、品質もさることながら圧倒的な価格競争力も魅力で、イニシャルコスト・ランニングコストともに安価。導入のハードルが低いとともに、材料のコストなどについてもメリットを感じられます。
ダヴィンチシリーズは「ダヴィンチ Super」「ダヴィンチ Color」「ダヴィンチ Color mini」の3種類をラインナップ。このうち「Color」と「Color mini」は、世界で初めて(※)のFFFフルカラー3Dプリンターであり、高品質のフルカラー3Dプリントを実現したモデル。インクジェットカートリッジを使用し、特殊なPLAフィラメントに色付けを行うことによって何百万色もの色を再現することを可能にしました。
また、「Super」は、オフィス・工場向けの大型3Dプリンターとなっており、最大造形サイズは30cm角。オートキャリブレーション機能を搭載していることにより、プリント前の設定が簡単。他社のフィラメントにも対応が可能なモデルです。
「ダヴィンチ Color」「ダヴィンチ Color mini」は高い品質のフルカラー3Dプリントが可能なモデル。数百万色のカラーに対応していることから、理想とする色彩を再現することができます。
XYZプリンティングの3Dプリンターは幅広い業種の企業に導入されています。同社が手がける3Dプリンターは、企業導入実績1,000社以上、学校導入実績は300校以上(※)。高い品質での3Dプリントを実現するとともに、価格面でもメリットを感じているクライアントが多いようです。
会社名 | 株式会社イグアス |
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所在地 | 神奈川県川崎市幸区堀川町580番地 ソリッドスクエア西館21F |
近年、製造品の多様化に伴い、3Dプリンターに求められる機能性においても、性能が重視されることがポイントとなってきています。
ここでは、500万円未満のミドルクラスでありながら、高精細、高強度、短納期で造形できる3Dプリンターをそれぞれ紹介します。各製品の特徴に加えてショールーム情報もまとめました。
製品名 | 積層ピッチ | 最大造形サイズ (W×D×H) |
造形方式 | 材料などの特徴 |
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アジリスタ [キーエンス] |
0.015mm~ | 297mm×210mm×200mm | インクジェット方式 |
アジリスタは、国産の3Dプリンターでは数少ないインクジェット方式を採用し、積層ピッチ0.015mmの高精細造形を実現。水溶性のサポート材の為、細部までしっかりと造形でき、部品の組付けまでできる精度を誇ります。 使用可能な材料はUV硬化アクリル樹脂とシリコーンゴム。 樹脂はアクリルに少量のウレタンを配合し、靭性を持たせているため、ネジを締めても割れないことが特徴です。 |
Mark Two [Markforged] |
0.1mm~0.2mm | 350mm×132mmx154mm | 熱溶解積層方式+ 連続フィラメント方式 |
Mark Twoは、Markforged独自のカーボンファイバー連続繊維を使用できる方式が採用されています。 これは、造形物の内部にカーボンファイバーで骨組みを組成しながら形作っていく方式です。 これにより、高強度の造形が可能になり、製造工程で使う治具や工具、より強度が求められる部品の製造を行うことができます。 |
G-ZERO [グーデンベルグ] |
0.05〜0.250mm | 250mmx210mmx200mm | 熱溶解積層方式 |
G-ZEROは、最大500mm/sというスピーディな造形ができます。 短時間で造形が可能になり、生産性が向上します。 高速で動くヘッドの振動を抑える技術も搭載し、ハイスピードながら安定感のある造形ができます。 |
■選定条件
アジリスタ[キーエンス]……2023年7月19日、Googleで「3Dプリンター 高精細」と検索して表示された50万円以上500万円未満の製品のうち、インクジェット方式を採用し、積層ピッチが最小の製品として選出
Mark Two[Markforged]……2023年7月19日、Googleで「3Dプリンター 強度」と検索して表示された50万円以上500万円未満の製品のうち、カーボン素材を使用できるもので、唯一、熱溶解積層方式+連続フィラメント方式を採用している製品として選出
G-ZERO[グーテンベルク]……2023年7月19日、Googleで「3Dプリンター 高速」と検索して表示された50万円以上500万円未満の製品のうち、造形速度が最速の製品として選出しました。