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XM200Gは、XactMetalが提供している業務用3Dプリンターです。日本国内では、デジタルものづくり創業企業である株式会社システムクリエイトが代理店として販売しています。
ここではXM200Gの特徴やスペック、導入事例などを紹介します。
XM200Gが追求しているのは、より早く・より美しい仕上がりです。高性能のガルバノレーザーを搭載しており、印刷のスピーディーさと高い造形品質を両立。
ガルバノミラーがレーザー照射位置を制御し、レーザービームを粉体層上で正確に移動させ、スピーディーな造形を実現します。また、さらに速度を求める場合は、2倍の速度で印刷できる「パフォーマンスガルバノ」の選択も可能です。
ガルバノレーザーは2基まで搭載でき、さらに造形スピードがアップするでしょう。
XM200Gは使用できる材料が豊富な点も特徴です。ステンレスや工具鋼、超合金や銅・チタン・アルミニウムといった金属粉末を使用できます。入手しやすい金属粉末なら、手軽に造形に挑戦できるでしょう。
メーカーが推奨している材料は、以下の通りです。
XM200Gは使い勝手の良さにもこだわって作られています。
作業効率を高めるために、チャンバ内を確認する窓を一部のみグローブボックスへ変更可能。また操作しやすいタッチパネルを基本として、調整も容易に行えます。品質管理は積層単位で行い、リアルタイムで異常を検出できるため、品質維持にも役立つでしょう。
WEB上で内部カメラの映像を確認できるため、プリンターの近くに居る必要がありません。いつでもプリント状況がチェックでき、印刷完了や一時停止の通知は電子メールで届きます。
XM200Gはオープンマテリアル仕様で、汎用金属粉末の使用が可能です。さまざまな素材を使用してプリントしたいとき、活性金属を使用したいときの製作に向いているでしょう。
またガルバノ方式でスピードを重視した造形にも力を入れているため、時間をかけずにプリントしたいときにもおすすめです。
記載されていませんでした。
会社名 | XactMetal |
---|---|
所在地 | アメリカ・ペンシルベニア州 |
URL | http://www.xactmetal.com |
電話番号 | 記載なし |
営業時間 | 記載なし |
定休日 | 記載なし |
近年、製造品の多様化に伴い、3Dプリンターに求められる機能性においても、性能が重視されることがポイントとなってきています。
ここでは、500万円未満のミドルクラスでありながら、高精細、高強度、短納期で造形できる3Dプリンターをそれぞれ紹介します。各製品の特徴に加えてショールーム情報もまとめました。
製品名 | 積層ピッチ | 最大造形サイズ (W×D×H) |
造形方式 | 材料などの特徴 |
---|---|---|---|---|
アジリスタ [キーエンス] |
0.015mm~ | 297mm×210mm×200mm | インクジェット方式 |
アジリスタは、国産の3Dプリンターでは数少ないインクジェット方式を採用し、積層ピッチ0.015mmの高精細造形を実現。水溶性のサポート材の為、細部までしっかりと造形でき、部品の組付けまでできる精度を誇ります。 使用可能な材料はUV硬化アクリル樹脂とシリコーンゴム。 樹脂はアクリルに少量のウレタンを配合し、靭性を持たせているため、ネジを締めても割れないことが特徴です。 |
Mark Two [Markforged] |
0.1mm~0.2mm | 350mm×132mmx154mm | 熱溶解積層方式+ 連続フィラメント方式 |
Mark Twoは、Markforged独自のカーボンファイバー連続繊維を使用できる方式が採用されています。 これは、造形物の内部にカーボンファイバーで骨組みを組成しながら形作っていく方式です。 これにより、高強度の造形が可能になり、製造工程で使う治具や工具、より強度が求められる部品の製造を行うことができます。 |
G-ZERO [グーデンベルグ] |
0.05〜0.250mm | 250mmx210mmx200mm | 熱溶解積層方式 |
G-ZEROは、最大500mm/sというスピーディな造形ができます。 短時間で造形が可能になり、生産性が向上します。 高速で動くヘッドの振動を抑える技術も搭載し、ハイスピードながら安定感のある造形ができます。 |
■選定条件
アジリスタ[キーエンス]……2023年7月19日、Googleで「3Dプリンター 高精細」と検索して表示された50万円以上500万円未満の製品のうち、インクジェット方式を採用し、積層ピッチが最小の製品として選出
Mark Two[Markforged]……2023年7月19日、Googleで「3Dプリンター 強度」と検索して表示された50万円以上500万円未満の製品のうち、カーボン素材を使用できるもので、唯一、熱溶解積層方式+連続フィラメント方式を採用している製品として選出
G-ZERO[グーテンベルク]……2023年7月19日、Googleで「3Dプリンター 高速」と検索して表示された50万円以上500万円未満の製品のうち、造形速度が最速の製品として選出しました。