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Stratasysのインクジェット方式(Polyjet方式)3Dプリンター、「Objet」シリーズについて調べました。
Stratasysは3Dプリンターで世界的なシェアを持つメーカーです。熱溶解積層方式(FDM方式)の3Dプリンターとインクジェット方式(Polyjet方式)の3Dプリンターを発売しており、Objetはインクジェット方式(Polyjet方式)のラインアップとなります。ObjetにはデスクトップモデルのDesktopシリーズ、中型造形機のEdenシリーズ、大型造形機のConnexシリーズがあります。
ObjetのDesktopシリーズは最小積層ピッチ0.014㎜からと、コンパクトなサイズながら高繊細でなめらかな表面の造形が可能です。硬質樹脂のみ使用できるモデルや硬質樹脂や高耐熱性樹脂など8種類の材料を使うことができるモデル、複合材料モードで樹脂を混ぜ合わせることで120種類の材料が使用可能なモデルなど、現場で必要とされる機能によってモデルを選ぶことができます。Objetは現在14種類が展開。一部機種ではデジタルマテリアル、マルチカラーに対応しているため、さまざまなデザインや設計の現場で大活躍します。
Stratasysの特徴は使用できる造形材料が豊富なことが挙げられます。インクジェット方式(Polyjet方式)のObjetの場合、透明樹脂や上位の機種では組み合わせにより1,000通り以上の物性やカラー表現ができるため、試作品だけでなく実用品やパーツ材料製作にも向いています。
※Objet260 Connex3の情報は2022年12月時点で公式サイトで確認できませんでした。現在は販売が終了している可能性がございますので、詳細はメーカーや販売会社にお問い合わせください。
Stratasys社の業務用3Dプリンターは世界的に実績が豊富であり、製造業や医療、教育、宇宙空間まで、さまざまな業界で活躍しています。Objetシリーズはデスクトップから大型造形機までの幅広いラインアップで生産現場の可能性を広げています。
会社名 | 丸紅情報システムズ |
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所在地 | (東京本社)東京都中央区新川2-26-3 住友不動産茅場町ビル2号館8階 (西日本営業所)大阪府大阪市中央区城見1-3-7 松下IMPビル19F |
近年、製造品の多様化に伴い、3Dプリンターに求められる機能性においても、性能が重視されることがポイントとなってきています。
ここでは、500万円未満のミドルクラスでありながら、高精細、高強度、短納期で造形できる3Dプリンターをそれぞれ紹介します。各製品の特徴に加えてショールーム情報もまとめました。
製品名 | 積層ピッチ | 最大造形サイズ (W×D×H) |
造形方式 | 材料などの特徴 |
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アジリスタ [キーエンス] |
0.015mm~ | 297mm×210mm×200mm | インクジェット方式 |
アジリスタは、国産の3Dプリンターでは数少ないインクジェット方式を採用し、積層ピッチ0.015mmの高精細造形を実現。水溶性のサポート材の為、細部までしっかりと造形でき、部品の組付けまでできる精度を誇ります。 使用可能な材料はUV硬化アクリル樹脂とシリコーンゴム。 樹脂はアクリルに少量のウレタンを配合し、靭性を持たせているため、ネジを締めても割れないことが特徴です。 |
Mark Two [Markforged] |
0.1mm~0.2mm | 350mm×132mmx154mm | 熱溶解積層方式+ 連続フィラメント方式 |
Mark Twoは、Markforged独自のカーボンファイバー連続繊維を使用できる方式が採用されています。 これは、造形物の内部にカーボンファイバーで骨組みを組成しながら形作っていく方式です。 これにより、高強度の造形が可能になり、製造工程で使う治具や工具、より強度が求められる部品の製造を行うことができます。 |
G-ZERO [グーデンベルグ] |
0.05〜0.250mm | 250mmx210mmx200mm | 熱溶解積層方式 |
G-ZEROは、最大500mm/sというスピーディな造形ができます。 短時間で造形が可能になり、生産性が向上します。 高速で動くヘッドの振動を抑える技術も搭載し、ハイスピードながら安定感のある造形ができます。 |
■選定条件
アジリスタ[キーエンス]……2023年7月19日、Googleで「3Dプリンター 高精細」と検索して表示された50万円以上500万円未満の製品のうち、インクジェット方式を採用し、積層ピッチが最小の製品として選出
Mark Two[Markforged]……2023年7月19日、Googleで「3Dプリンター 強度」と検索して表示された50万円以上500万円未満の製品のうち、カーボン素材を使用できるもので、唯一、熱溶解積層方式+連続フィラメント方式を採用している製品として選出
G-ZERO[グーテンベルク]……2023年7月19日、Googleで「3Dプリンター 高速」と検索して表示された50万円以上500万円未満の製品のうち、造形速度が最速の製品として選出しました。