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Infinity IX BOX[INFINITY3DP]

500万円未満の高性能な業務用3Dプリンター特集

ここでは、台湾に本社を構える3Dプリントメーカー・INFINITY3DPが提供する「Infinity IX BOX」について、特徴やスペックなどをまとめています。産業用性能を有した高速型3Dプリンターの導入を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

Infinity IX BOXの画像
引用元:AFINIA公式HP:https://afinia.jp/collections/infinity-3d-printer/products/infinity-ix-box

モデル特徴

高精度・高速造形を両立したモデル

Infinity IX BOXは、造形精度と高速プリントを追求したFDM方式の業務用3Dプリンターです。CoreXY駆動機構を採用しており、最大300mm/sの高速造形でも反り・歪み・振動を抑え、高精度な仕上がりを実現します。

Z軸にC3級のボールねじと日本製のTHKリニアガイドを採用しているため、なめらかな積層が可能です。また、0.01mm単位の精度設定ができ、試作から最終製品レベルの出力まで対応しています。そのため、スピード感と精度が求められる現場でも、十分活躍できるモデルだと言えるでしょう。

省スペースでの量産が叶うスタック構造を採用

Infinity IX BOXは、コンパクトなボックスタイプの3Dプリンターです。本体を縦に3台まで積んで設置できる「スタック対応設計」を採用しているため、作業スペースを圧迫することなく量産体制を構築できます。

また、ホットエンドはワンタッチ交換が可能なユニット式となっており、工具を使わず簡単に取り換えられるのがポイントです。ABSやPLAはもちろん、TPU・カーボン入りフィラメント・PEKKといった高機能樹脂にも対応。密閉型チャンバー・3.5インチ液晶パネル・フィラメント検知センサーなども搭載されているなど、安定稼働と操作性にも配慮されています。

製作に向くタイプ

Infinity IX BOXは、高精度・高強度・省スペース性を求められる製作分野に向いています。具体的には、ボルト・ギア・カスタム部品など、寸法精度が求められる部品の生産・試作を行う工業用パーツや微細構造やメカ設計の確認用モデルなどが挙げられるでしょう。

商品スペック

Infinity IX BOX

導入実績例

記載されていませんでした。

販売会社

会社名 株式会社マイクロボード・テクノロジー
所在地 東京都中央区日本橋大伝馬町1-13 近源ビル 5F
URL https://microboards.co.jp/
電話番号 03-3561-2266
営業時間 9:30~18:00
定休日 土曜・日曜・祝日
3Dプリンターイメージ
500万円未満の高性能な3Dプリンター特集をチェック
       
3Dプリンターイメージ
           

近年の製造品の精緻化に伴い、500万円未満であっても、ハイエンドモデルに匹敵するような性能を備えたミドルクラスの3Dプリンターが、続々登場しています。
ここでは、500万円未満でありながら、高精細、高強度、短納期で造形できる3Dプリンターをそれぞれ紹介します。

       

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500万円未満の
高性能な業務用3Dプリンター特集

近年、製造品の多様化に伴い、3Dプリンターに求められる機能性においても、性能が重視されることがポイントとなってきています。

ここでは、500万円未満のミドルクラスでありながら、高精細高強度短納期で造形できる3Dプリンターをそれぞれ紹介します。各製品の特徴に加えてショールーム情報もまとめました。

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▼上下にスクロールできます
製品名 積層ピッチ 最大造形サイズ
(W×D×H)
造形方式 材料などの特徴
アジリスタ
[キーエンス]

アジリスタ[キーエンス]の製品

引用元:キーエンス公式HP
https://www.keyence.co.jp/products/3d-printers/3d-printers/

公式HPで
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0.015mm~ 297mm×210mm×200mm インクジェット方式

アジリスタは、国産の3Dプリンターでは数少ないインクジェット方式を採用し、積層ピッチ0.015mmの高精細造形を実現。水溶性のサポート材の為、細部までしっかりと造形でき、部品の組付けまでできる精度を誇ります。

使用可能な材料はUV硬化アクリル樹脂とシリコーンゴム。

樹脂はアクリルに少量のウレタンを配合し、靭性を持たせているため、ネジを締めても割れないことが特徴です。

Mark Two
[Markforged]

Mark Twoの製品画像

引用元:Markforged公式HP:
https://markforged.com/jp/3d-printers

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0.1mm~0.2mm 350mm×132mmx154mm 熱溶解積層方式+
連続フィラメント方式

Mark Twoは、Markforged独自のカーボンファイバー連続繊維を使用できる方式が採用されています。

これは、造形物の内部にカーボンファイバーで骨組みを組成しながら形作っていく方式です。

これにより、高強度の造形が可能になり、製造工程で使う治具や工具、より強度が求められる部品の製造を行うことができます。

G-ZERO
[グーデンベルグ]

G-ZEROの製品

引用元:PR TIMES公式HP:GUTENBERG社製 プロフェッショナル3Dプリンター G-ZEROの販売開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000057289.html

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0.05〜0.250mm 250mmx210mmx200mm 熱溶解積層方式

G-ZEROは、最大500mm/sというスピーディな造形ができます

短時間で造形が可能になり、生産性が向上します。

高速で動くヘッドの振動を抑える技術も搭載し、ハイスピードながら安定感のある造形ができます。

■選定条件
アジリスタ[キーエンス]……2023年7月19日、Googleで「3Dプリンター 高精細」と検索して表示された50万円以上500万円未満の製品のうち、インクジェット方式を採用し、積層ピッチが最小の製品として選出
Mark Two[Markforged]……2023年7月19日、Googleで「3Dプリンター 強度」と検索して表示された50万円以上500万円未満の製品のうち、カーボン素材を使用できるもので、唯一、熱溶解積層方式+連続フィラメント方式を採用している製品として選出
G-ZERO[グーテンベルク]……2023年7月19日、Googleで「3Dプリンター 高速」と検索して表示された50万円以上500万円未満の製品のうち、造形速度が最速の製品として選出しました。