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ProJet1200[3D Systems]

500万円未満の高性能な業務用3Dプリンター特集

3D Systems社の3Dプリンター、ProJet1200を調査。スペックや特徴について紹介します。

ProJet1200イメージ
引用元HP:iGUAZU(イグアス)公式サイト
http://www.iguazu-3d.jp/product/3d_printer/projet1200/

モデル特徴

光造形方式のオールインワンデスクトップの3Dプリンター

ProJet1200は世界30ヶ所にオフィスを持つ3D Systems社が発売する3Dプリンターです。Micro-SLA(光造形)方式のオールインワンデスクトップで、コンパクトなボディながら高速かつ高精細造形を実現することができます。価格も50万円以下と光造形ながら低価格におさえられているため、導入しやすいモデルです。

ProJet1200では純正ポリマーの「VisiJet FTX Green」、ポリマーとワックスの混合「VisiJet FTX Cast」の2つのマテリアルが鋳造に対応しています。VisiJet FTX Greenでは硬い造形物を作ることができ、複雑な形も欠損なく実現します。VisiJet FTX Castはワックスが化合されているため強度は落ちますが、その分鋳造しやすいメリットがあります。造形物に合わせて選ぶことで、納得のいく完成度が得られます。

600万色の表現が可能なProシリーズ

ProJet860pro及びProJet660proは、600万色の表現が可能な3Dプリンターです。3DCADの図面などを全自動で実体化することができ、その精度は非常に高いものとなっています。また、実体化にかかる時間も決して長くはないため、使い勝手の良い製品と言えるでしょう。対応素材はProJet1200と異なり、石膏系混合粉となっています。

ProJet860pro及びProJet660proは、瞬間硬化性溶浸剤の「ColorBond」と溶浸剤の「Salt Water Cure」に対応。ColorBondはカラーモデルの強度向上に役立つだけでなく、色の鮮やかさの保存・向上も可能にします。Salt Water Cureは危険な物質を使用しない環境に優しい溶浸剤となっており、モノクロやドラフトカラーモデルに適しています。

製作に向くタイプ

小型なものを作るのに適した小さ目サイズ

ProJet1200はMicro-SLA方式(光造形法)の3Dプリンターなので、精密なデザインを得意としています。ただし造形サイズが他のモデルに比べると小さめなので、小型なものを作るのに限られそうです。素材も限定されているので、例えば指輪などのアクセサリーや歯科用ワックス等の原型造形などにぴったりです。

商品スペック

ProJet1200

ProJet860pro

ProJet660pro

導入実績例

ProJet1200はさまざまな分野で導入されて活躍しています。例えば建築では建築模型を作成している会社に導入され、東京国際空港国際線ターミナルや中部国際空港などの施設、スポーツ施設、病院などの模型に使われています。医療分野では再生医療に3Dプリンターが活用され、将来の医療に役立てようとされています。

ProJet860pro及びProJet660proは、その性能の高さからスペインにある世界屈指の観光名所・サクラダファミリアの建設にも活用されている3Dプリンターです。製品を使用することによって、手作業と比べ正確に細部までを設計通りに再現することが可能になりました。また、人力で懸念されるミスのリスク排除にも役立っています。

販売会社

会社名 iGUAZU(イグアス)
所在地 神奈川県川崎市幸区堀川町580番地 ソリッドスクエア西館21F
3Dプリンターイメージ
500万円未満の高性能な3Dプリンター特集をチェック
       
3Dプリンターイメージ
           

近年の製造品の精緻化に伴い、500万円未満であっても、ハイエンドモデルに匹敵するような性能を備えたミドルクラスの3Dプリンターが、続々登場しています。
ここでは、500万円未満でありながら、高精細、高強度、短納期で造形できる3Dプリンターをそれぞれ紹介します。

       

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500万円未満の
高性能な業務用3Dプリンター特集

近年、製造品の多様化に伴い、3Dプリンターに求められる機能性においても、性能が重視されることがポイントとなってきています。

ここでは、500万円未満のミドルクラスでありながら、高精細高強度短納期で造形できる3Dプリンターをそれぞれ紹介します。各製品の特徴に加えてショールーム情報もまとめました。

▼左右にスクロールできます▼
▼上下にスクロールできます
製品名 積層ピッチ 最大造形サイズ
(W×D×H)
造形方式 材料などの特徴
アジリスタ
[キーエンス]

アジリスタ[キーエンス]の製品

引用元:キーエンス公式HP
https://www.keyence.co.jp/products/3d-printers/3d-printers/

公式HPで
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0.015mm~ 297mm×210mm×200mm インクジェット方式

アジリスタは、国産の3Dプリンターでは数少ないインクジェット方式を採用し、積層ピッチ0.015mmの高精細造形を実現。水溶性のサポート材の為、細部までしっかりと造形でき、部品の組付けまでできる精度を誇ります。

使用可能な材料はUV硬化アクリル樹脂とシリコーンゴム。

樹脂はアクリルに少量のウレタンを配合し、靭性を持たせているため、ネジを締めても割れないことが特徴です。

Mark Two
[Markforged]

Mark Twoの製品画像

引用元:Markforged公式HP:
https://markforged.com/jp/3d-printers

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0.1mm~0.2mm 350mm×132mmx154mm 熱溶解積層方式+
連続フィラメント方式

Mark Twoは、Markforged独自のカーボンファイバー連続繊維を使用できる方式が採用されています。

これは、造形物の内部にカーボンファイバーで骨組みを組成しながら形作っていく方式です。

これにより、高強度の造形が可能になり、製造工程で使う治具や工具、より強度が求められる部品の製造を行うことができます。

G-ZERO
[グーデンベルグ]

G-ZEROの製品

引用元:PR TIMES公式HP:GUTENBERG社製 プロフェッショナル3Dプリンター G-ZEROの販売開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000057289.html

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0.05〜0.250mm 250mmx210mmx200mm 熱溶解積層方式

G-ZEROは、最大500mm/sというスピーディな造形ができます

短時間で造形が可能になり、生産性が向上します。

高速で動くヘッドの振動を抑える技術も搭載し、ハイスピードながら安定感のある造形ができます。

■選定条件
アジリスタ[キーエンス]……2023年7月19日、Googleで「3Dプリンター 高精細」と検索して表示された50万円以上500万円未満の製品のうち、インクジェット方式を採用し、積層ピッチが最小の製品として選出
Mark Two[Markforged]……2023年7月19日、Googleで「3Dプリンター 強度」と検索して表示された50万円以上500万円未満の製品のうち、カーボン素材を使用できるもので、唯一、熱溶解積層方式+連続フィラメント方式を採用している製品として選出
G-ZERO[グーテンベルク]……2023年7月19日、Googleで「3Dプリンター 高速」と検索して表示された50万円以上500万円未満の製品のうち、造形速度が最速の製品として選出しました。