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Senju SV-04は、合同会社 Abeliaが提供する業務用3Dプリンターです。合同会社 Abeliaは、名古屋工芸グループとして、性能の高い機械装置の開発や販売を行っています。
ここでは、合同会社 Abeliaが提供するSenju SV-04の特徴やスペックを紹介します。
Senju SV-04は、ヘッドが自動で交換できるシステムを搭載した、オートツールチェンジ3Dプリンターです。独自開発のCL脱着方式を採用。軽量化と安定した脱着をかなえています。
装置には、最大で4つのツールヘッドの装着が可能です。ノズル径は0.4㎜~1.8㎜まで自由に変更できるため、幅広い造形に対応。また大型造形をスピーディーに行うなどのメリットもあります。
造形テーブルは、0.005㎜を繰り返し計測し、正確性を追及。一般的な3Dプリンターで使用されている近接センサーではなくタッチプローブセンサーを使用しており、より確かな計測が可能です。
急速な冷却による樹脂の収縮・変形による失敗、そして樹脂の付着によるプリンターの故障を防ぐために、緩やかな冷却が可能なヒーターを設置。最大60℃まで温められます。ABS・ASA・PA・PETG・PLAなどを含め、さまざまな樹脂の使用が可能です。
パーツ交換や修理対応など、日本企業で自社製造だからこそかなえられるサポート体制を整えています。また有償でのレクチャー付きトライアル造形サービスがあり、エンジニアが造形レクチャーを行うサービスを提供しているのも特徴です。
Senju SV-04は、最大1.8㎜のノズルを選択でき、大物をスピーディーに造形することに優れています。またタッチプローブセンサーを採用した造形テーブルにより、正確な数値が求められる物の造形にも適しているでしょう。
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会社名 | 合同会社 Abelia |
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所在地 | 本社:愛知県名古屋市中川区江松5丁目1533番地 営業拠点:名古屋市中川区江松1丁目319番地 (有)名古屋工芸 本社屋内 |
URL | https://nagoyakogei.jp https://senju-3d.jp/ |
電話番号 | 050-3562-8502 |
営業時間 | 記載なし |
定休日 | 記載なし |
近年、製造品の多様化に伴い、3Dプリンターに求められる機能性においても、性能が重視されることがポイントとなってきています。
ここでは、500万円未満のミドルクラスでありながら、高精細、高強度、短納期で造形できる3Dプリンターをそれぞれ紹介します。各製品の特徴に加えてショールーム情報もまとめました。
製品名 | 積層ピッチ | 最大造形サイズ (W×D×H) |
造形方式 | 材料などの特徴 |
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アジリスタ [キーエンス] |
0.015mm~ | 297mm×210mm×200mm | インクジェット方式 |
アジリスタは、国産の3Dプリンターでは数少ないインクジェット方式を採用し、積層ピッチ0.015mmの高精細造形を実現。水溶性のサポート材の為、細部までしっかりと造形でき、部品の組付けまでできる精度を誇ります。 使用可能な材料はUV硬化アクリル樹脂とシリコーンゴム。 樹脂はアクリルに少量のウレタンを配合し、靭性を持たせているため、ネジを締めても割れないことが特徴です。 |
Mark Two [Markforged] |
0.1mm~0.2mm | 350mm×132mmx154mm | 熱溶解積層方式+ 連続フィラメント方式 |
Mark Twoは、Markforged独自のカーボンファイバー連続繊維を使用できる方式が採用されています。 これは、造形物の内部にカーボンファイバーで骨組みを組成しながら形作っていく方式です。 これにより、高強度の造形が可能になり、製造工程で使う治具や工具、より強度が求められる部品の製造を行うことができます。 |
G-ZERO [グーデンベルグ] |
0.05〜0.250mm | 250mmx210mmx200mm | 熱溶解積層方式 |
G-ZEROは、最大500mm/sというスピーディな造形ができます。 短時間で造形が可能になり、生産性が向上します。 高速で動くヘッドの振動を抑える技術も搭載し、ハイスピードながら安定感のある造形ができます。 |
■選定条件
アジリスタ[キーエンス]……2023年7月19日、Googleで「3Dプリンター 高精細」と検索して表示された50万円以上500万円未満の製品のうち、インクジェット方式を採用し、積層ピッチが最小の製品として選出
Mark Two[Markforged]……2023年7月19日、Googleで「3Dプリンター 強度」と検索して表示された50万円以上500万円未満の製品のうち、カーボン素材を使用できるもので、唯一、熱溶解積層方式+連続フィラメント方式を採用している製品として選出
G-ZERO[グーテンベルク]……2023年7月19日、Googleで「3Dプリンター 高速」と検索して表示された50万円以上500万円未満の製品のうち、造形速度が最速の製品として選出しました。