公開日:|更新日:
こちらでは、精度の高さを維持しつつも量産レベルの製造速度アップを実現する3Dプリンター「PX100」についてまとめています。注目すべき特徴や適した用途、スペックなども紹介しているので、自社のニーズに合う1台を選ぶ際のヒントとして、ぜひチェックしてみてください。
金属バインダージェッティング技術による造形ができるため、これまで対応するのが難しかったパーツの製造もできるようになります。新たな市場の開拓につなげたり、パーツの大規模なカスタマイズを実現したりすることも可能です。
製造工程の重要な部分を内製化できるようになるため、サードパーティーサプライヤーへの依存度をおさえられます。その結果として、より適切な制御が可能になります。
複雑な工具を使う必要がありません。また、材料の無駄が生じるのをできる限り回避しつつ、各パーツやカスタマイズパーツなどを大量生産ができるようになります。廃棄物が生じにくい「ダイレクト製造」が可能な、画期的な3Dプリンターです。
さまざまな金属パーツのなかでも、特に小型で複雑な製品を得意としており、高いコストパフォーマンスを発揮するため、他社との差別化にもつながります。おもに次のような製品のパーツ製造に適しています。
記載されていませんでした。
会社名 | ニデックマシンツール株式会社 |
---|---|
所在地 | (本社・管理拠点)滋賀県栗東市六地蔵130 |
URL | https://www.nidec.com/jp/nidec-machinetool/ |
電話番号 | 077-553-3300 |
営業時間 | 記載なし |
定休日 | 記載なし |
近年、製造品の多様化に伴い、3Dプリンターに求められる機能性においても、性能が重視されることがポイントとなってきています。
ここでは、500万円未満のミドルクラスでありながら、高精細、高強度、短納期で造形できる3Dプリンターをそれぞれ紹介します。各製品の特徴に加えてショールーム情報もまとめました。
製品名 | 積層ピッチ | 最大造形サイズ (W×D×H) |
造形方式 | 材料などの特徴 |
---|---|---|---|---|
アジリスタ [キーエンス] 引用元:キーエンス公式HP
https://www.keyence.co.jp/products/3d-printers/3d-printers/ |
0.015mm~ | 297mm×210mm×200mm | インクジェット方式 |
アジリスタは、国産の3Dプリンターでは数少ないインクジェット方式を採用し、積層ピッチ0.015mmの高精細造形を実現。水溶性のサポート材の為、細部までしっかりと造形でき、部品の組付けまでできる精度を誇ります。 使用可能な材料はUV硬化アクリル樹脂とシリコーンゴム。 樹脂はアクリルに少量のウレタンを配合し、靭性を持たせているため、ネジを締めても割れないことが特徴です。 |
Mark Two [Markforged] 引用元:Markforged公式HP:
https://markforged.com/jp/3d-printers |
0.1mm~0.2mm | 350mm×132mmx154mm | 熱溶解積層方式+ 連続フィラメント方式 |
Mark Twoは、Markforged独自のカーボンファイバー連続繊維を使用できる方式が採用されています。 これは、造形物の内部にカーボンファイバーで骨組みを組成しながら形作っていく方式です。 これにより、高強度の造形が可能になり、製造工程で使う治具や工具、より強度が求められる部品の製造を行うことができます。 |
G-ZERO [グーデンベルグ] 引用元:PR TIMES公式HP:GUTENBERG社製 プロフェッショナル3Dプリンター G-ZEROの販売開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000057289.html |
0.05〜0.250mm | 250mmx210mmx200mm | 熱溶解積層方式 |
G-ZEROは、最大500mm/sというスピーディな造形ができます。 短時間で造形が可能になり、生産性が向上します。 高速で動くヘッドの振動を抑える技術も搭載し、ハイスピードながら安定感のある造形ができます。 |
■選定条件
アジリスタ[キーエンス]……2023年7月19日、Googleで「3Dプリンター 高精細」と検索して表示された50万円以上500万円未満の製品のうち、インクジェット方式を採用し、積層ピッチが最小の製品として選出
Mark Two[Markforged]……2023年7月19日、Googleで「3Dプリンター 強度」と検索して表示された50万円以上500万円未満の製品のうち、カーボン素材を使用できるもので、唯一、熱溶解積層方式+連続フィラメント方式を採用している製品として選出
G-ZERO[グーテンベルク]……2023年7月19日、Googleで「3Dプリンター 高速」と検索して表示された50万円以上500万円未満の製品のうち、造形速度が最速の製品として選出しました。