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CHECK04.どの造形サイズでプリントするのか

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3Dプリンターの造形サイズについて解説し、サイズ別おすすめ3Dプリンターについても紹介します。

造形後のサイズで選びましょう

3Dプリンターの造形サイズは色々ありますが、何を造形するかによって選び方も変わってきます。大は小を兼ねるから…と、造形サイズの大きい3Dプリンターを選ぶと、そのぶん造形時間がかかります。また造形途中で失敗してしまうと、最初から造形作業をやり直しすることになり、時間だけでなくコストもかかってしまいます。 実物大でなければならないものや、最終製品用途であれば造形サイズの大きい3Dプリンターが必要ですが、そうでない場合は時間やコストを踏まえた上で作りたい物の大きさに合わせて選ぶようにしましょう。

3Dプリンターの造形サイズは大きい方がいい?

造形サイズが大きいほど良いと思っている人も多いようですが、実際には造形サイズはあまり問題ではありません。造形サイズが大きくなると、材料によっては反りや歪みなどが発生したりすることもあるので、一度に大きい物をつくるよりも、パーツに分けて作ったものを組み合わせた方が精密にできる場合もあります。 3Dプリンターの造形サイズの分類に明確な基準はありませんが、以下のようなサイズが目安となります。

【3Dプリンターの造形サイズ】

小(S):10 cm x 10 cm x 10 cm

中(M):20 cm x 20 cm x 20 cm

大(L):30 cm x 30 cm x 30 cm

特大(LL):上記以上

(縦x横x高さ)

造形サイズ別おすすめ3Dプリンター

造形サイズが大きくなると造形時間もかかり失敗するとやり直しになってしまいます。造形サイズが大きい3Dプリンターを選ぶ時には長時間安定して造形できるものを選ぶことが重要です。

以下にそれぞれの造形サイズでおすすめの製品をご紹介します。公式HP(販売代理店公式HP含む)に造形サイズ及び用途に関する記載のある主な製品を、編集部独自の視点で紹介していますので、参考にしてみてください。

小(S)

VIDA/VIDA HD(EnvisionTEC社)光造形方式(SLA)

コンパクトなボディでありながら光造形方式デジタルライトプロセシング(DLP)技術を搭載。精密部品など高い精細性が必要な試作品の造形に適しています。

参照元:リコー公式HP(https://www.ricoh.co.jp/3dp/lineup/dlp/vida/)

Form3(Formlabs社)光造形方式(SLA)

独自技術「Low Force Stereolithography(LFS)™」 レーザーとミラーを包含したLight Processing Unit(LPU)を使用した独自技術「Low Force Stereolithography(LFS)™」で微細さと速度を両立しながら造形します。

参照元:リコー公式HP(https://www.ricoh.co.jp/3dp/lineup/lfs/formlabs_form3/)

中(M)

Stratasys J826(stratasys社)PolyJet方式(インクジェット)

透明、ゴムライク、ABSライク等7種類の異なる材料の混ぜ合わせやアセンブリモデル造形が可能。デザインプロセスの早期に高いリアリティの高品質造形モデルを実現します。

参照元:リコー公式HP(https://www.ricoh.co.jp/3dp/lineup/polyjet/stratasys_j826/)

INDUSRIAL SERIES X3/X5/X7(Markforged社)熱溶解積層方式(FDM)

積層ピッチ最小0.05mmで高精細なパーツ造作が可能な産業用3Dプリンター。高い強度、強靭性、耐熱性、安定性、復元力から治具やエンドパーツに適しています。

参照元:リコー公式HP(https://www.ricoh.co.jp/3dp/lineup/fdm/industrial_series/)

大(L)

Raise3D Pro2、Raise3D Pro2 Plus(RAISE 3D社)

熱溶解積層方式(FDM) 低価格ながら高精度で多種多様なフィラメントに対応。可動式デュアルヘッドを搭載し、単色造形~2色造形、サポート専用材を使用した造形が可能です。

参照元:リコー公式HP(https://www.ricoh.co.jp/3dp/lineup/fdm/raise3d_pro2/)

Value3D MagiX MF-2500EP II(MUTOH社)熱溶解積層方式(FDM)

高温対応した新型ヘッドとテーブルによりエンプラ(エンジニアリングプラスチック)造形に対応したデスクトップ3Dプリンター。

参照元:リコー公式HP(https://www.ricoh.co.jp/3dp/lineup/fdm/mf2500ep/)

特大(LL)

AON-M2(AON3D社)熱溶解積層方式(FDM)

使用材料に制限がなく熱可塑性プラスチックも造形可能。工業用として設計されているので大型造形物も分割せずに造形できます。

参照元:リコー公式HP(https://www.ricoh.co.jp/3dp/lineup/fdm/aon_m2/)

ACCULAS® BA-85S(D-MEC社)光造形方式

大きなサイズの造形ができるプリンター。照射速度やレーザー出力などが任意で設定可能、高性能・高品質な光造形モデルが作製できます。

参照元:リコー公式HP(https://www.ricoh.co.jp/3dp/lineup/sla/acculas_ba85s/)

3Dプリンターイメージ
用途・目的別!業務用3Dプリンター3選
       
3Dプリンターイメージ
           

「試作の精度を高めたい」「現場で使える強度部品を内製したい」「最終製品を社内で量産したい」など、業務用3Dプリンターに求められる性能や導入目的はさまざまです。 業務用3Dプリンターを選ぶ際は、自社の課題に合った造形方式や精度、素材への対応力を見極めることが重要です。ここでは、試作・現場改善・量産の三つの用途に適した代表的なモデルを取り上げ、その特長と活用シーンを比較します。

       

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「試作の精度を高めたい」「現場で使える強度部品を内製したい」「最終製品を社内で量産したい」など、求める性能や導入目的はさまざまです。

業務用3Dプリンターを選ぶ際は、自社の課題に合った造形方式・精度・素材対応力を見極めることが重要です。ここでは、試作・現場改善・量産の3つの観点から、それぞれに適した代表モデルを比較します。

高精度造形と水洗いだけの後処理で、
試作検証をスムーズにしたい

設計/開発部門向け

アジリスタ
(キーエンス)

アジリスタ[キーエンス]の製品

引用元:キーエンス公式HP
https://www.keyence.co.jp/products/3d-printers/3d-printers/

特徴

  • 高精度な試作造形が誰でもできる インクジェット方式と15μmの積層ピッチにより、嵌合や細部形状まで忠実に再現できる高精度な試作造形が誰でも簡単にできるため、設計意図どおりの試作品を素早く確認できます。
  • 後処理は“水洗いだけ”で完了 水溶性サポート材を採用しており、複雑な内部構造でもサポート除去が簡単。後処理が水洗いだけで完結するため、工具や研磨作業が不要で試作検証までの時間を大幅に短縮できます。

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高強度が求められる治具や機能部品を
内製したい

製造/生産技術部門向け

Mark Two
(Markforged)

Mark Twoの製品画像

引用元:Markforged公式HP
https://markforged.com/jp/3d-printers

特徴

  • 金属に匹敵する強度の部品を造形できる カーボンファイバーなどの連続繊維補強構造により、軽量ながらアルミ相当の高強度を実現。金属加工を待たずに、現場で使用可能な治具やパーツをそのまま造形できるため、改善スピードを落とさず即日対応が可能です。
  • 標準樹脂「Onyx」で優れた耐久性・耐薬品性を実現 ナイロンにマイクロカーボンを混合した独自素材を採用し、高い靭性と耐摩耗性・耐薬品性を両立。長期の使用や厳しい工場環境にも対応でき、現場で安心して使える耐久部品を内製化できます。

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複雑形状の量産部品を内製したい

製造企業向け

ProX SLS 6100
(3D Systems)

Fortus 900mcの製品画像

引用元:キヤノンマーケティングジャパン公式HP
https://canon.jp/biz/product/indtech/3dpsolution/3dsystems/lineup/resin-powder/sls6100

特徴

  • サポート材なしで複雑形状の一体成形が可能 粉末焼結方式(SLS)を採用しており、サポート材を使わずに内部構造を含む複雑形状を一括造形。組み立てや加工を省略できるため、高機能部品の量産にも対応できます。
  • ±0.2mmの高精度と等方性で実用部品を直接造形 高精度かつ高剛性の一体構造を実現し、試作段階だけでなく最終用途部品としても使用可能。品質要求の高い業界(航空宇宙・医療機器など)でも安定した精度を維持できます。

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