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ここでは、CreatBotの扱う緻密な温度管理機能が搭載された3Dプリンター「PEEK-250」について、モデルの特徴やスペック、導入事例などをまとめています。高性能な3Dプリンターの導入を考えている方におすすめのモデルです
PEEK-250は、内部断熱材にケイ酸アルミニウム繊維を使用した3層構造の筐体を採用しています。庫内の熱を設定温度でキープできるため、高温でのプリントが必要な製造物も安定した品質の造形が可能です。
また、造形エリア内に設置されたステンレス製の内壁は鏡面加工が施されており、熱放射を抑える構造になっています。ノズルは最大480℃までの高温に対応し、先端には硬化鋼製ノズルを採用しています。そのため、カーボンなどのファイバー系素材を使用した造形にも対応可能です。
作業者が意識してドアの開け閉めができるよう、ハンドルロックを採用しています。造形中であることに気づかず扉を開けてしまうようなトラブルを防げる工夫は、高温で造形するPEEK-250にとって不可欠なシステムだと言えるでしょう。
また、庫内には高性能カメラが標準搭載されており、スマホやタブレット、PCから造形の進捗や状況をリアルタイムでチェックできます。庫内の温度をキープしたまま安全に状況確認ができるのも嬉しいポイントです。
製造現場から試作開発まで、さまざまな分野で活躍できる高性能3Dプリンターです。スーパーエンプラやABSなど幅広い材料に対応しているため、製造業における部品生産や研究機関での実験用途でも十分使用できるでしょう。
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会社名 | 株式会社システムクリエイト |
---|---|
所在地 | 大阪府東大阪市荒本新町1-20 |
URL | https://systemcreate-inc.co.jp/ |
電話番号 | 06-6618-8555 |
営業時間 | 公式HPに記載なし |
定休日 | 公式HPに記載なし |
近年、製造品の多様化に伴い、3Dプリンターに求められる機能性においても、性能が重視されることがポイントとなってきています。
ここでは、500万円未満のミドルクラスでありながら、高精細、高強度、短納期で造形できる3Dプリンターをそれぞれ紹介します。各製品の特徴に加えてショールーム情報もまとめました。
製品名 | 積層ピッチ | 最大造形サイズ (W×D×H) |
造形方式 | 材料などの特徴 |
---|---|---|---|---|
アジリスタ [キーエンス] 引用元:キーエンス公式HP
https://www.keyence.co.jp/products/3d-printers/3d-printers/ |
0.015mm~ | 297mm×210mm×200mm | インクジェット方式 |
アジリスタは、国産の3Dプリンターでは数少ないインクジェット方式を採用し、積層ピッチ0.015mmの高精細造形を実現。水溶性のサポート材の為、細部までしっかりと造形でき、部品の組付けまでできる精度を誇ります。 使用可能な材料はUV硬化アクリル樹脂とシリコーンゴム。 樹脂はアクリルに少量のウレタンを配合し、靭性を持たせているため、ネジを締めても割れないことが特徴です。 |
Mark Two [Markforged] 引用元:Markforged公式HP:
https://markforged.com/jp/3d-printers |
0.1mm~0.2mm | 350mm×132mmx154mm | 熱溶解積層方式+ 連続フィラメント方式 |
Mark Twoは、Markforged独自のカーボンファイバー連続繊維を使用できる方式が採用されています。 これは、造形物の内部にカーボンファイバーで骨組みを組成しながら形作っていく方式です。 これにより、高強度の造形が可能になり、製造工程で使う治具や工具、より強度が求められる部品の製造を行うことができます。 |
G-ZERO [グーデンベルグ] 引用元:PR TIMES公式HP:GUTENBERG社製 プロフェッショナル3Dプリンター G-ZEROの販売開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000057289.html |
0.05〜0.250mm | 250mmx210mmx200mm | 熱溶解積層方式 |
G-ZEROは、最大500mm/sというスピーディな造形ができます。 短時間で造形が可能になり、生産性が向上します。 高速で動くヘッドの振動を抑える技術も搭載し、ハイスピードながら安定感のある造形ができます。 |
■選定条件
アジリスタ[キーエンス]……2023年7月19日、Googleで「3Dプリンター 高精細」と検索して表示された50万円以上500万円未満の製品のうち、インクジェット方式を採用し、積層ピッチが最小の製品として選出
Mark Two[Markforged]……2023年7月19日、Googleで「3Dプリンター 強度」と検索して表示された50万円以上500万円未満の製品のうち、カーボン素材を使用できるもので、唯一、熱溶解積層方式+連続フィラメント方式を採用している製品として選出
G-ZERO[グーテンベルク]……2023年7月19日、Googleで「3Dプリンター 高速」と検索して表示された50万円以上500万円未満の製品のうち、造形速度が最速の製品として選出しました。