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武藤工業株式会社が製造開発している3Dプリンター、MUTOH Value3D MagiX MF-2200Dを調査。スペックや特徴について紹介します。また同シリーズのMF-2500EPⅡの情報も掲載中です。
MUTOH Value3D MagiX MF-2200Dは、日本の3Dプリンター製造開発会社である武藤工業株式会社のものなので、「せっかく3Dプリンターを導入するのだから、サポートなどの分かりやすさも考慮して、信頼できる日本製のものを選びたい」というニーズにはうってつけです。
MUTOH Value3D MagiX MF-2200Dはコンパクトなデスクトップモデルでありながら、その造型エリアは300 mm四方。デスクトップモデルの中でも大型造型が可能なモデルの1つです。
また、大型造型には変形やゆがみがつきものですが、MUTOH Value3D MagiX MF-2200Dは造形テーブルにヒーターが搭載されており、樹脂の温度変化による収縮と反りも抑えられます。
MUTOH Value3D MagiX MF-2200Dは、100万円以下で買えるお手頃価格の3Dプリンターでありながら、2つのヘッドを搭載しているため2色造型もできる、というのが大きな強みです。
さらに、ABS、PLA 、TPC、PP、PVAなどの造形材料に対応しているため、試作品などの幅広いニーズに応えやすいのも見逃せないポイント。2つのヘッドに異なる造形材料を使うことで、異材種造型を作ることも可能となっています。
MUTOHのValue3D MagiX MF-2200Dは大型かつ2色造型や異材種造形が可能なので、大きめで、しかも色分けや造形材料分けが必要な試作品などの製作に特に適しています。
MUTOHのValue3D MagiX MF-2200Dは、本体サイズの大きさが控えめでありながら300×300×300mmというなかなかの大きな造形が可能であること、さらに価格もお手頃であるという点が人気で、製造業者だけでなく大学の研究室や専門学校などにも多く導入されています。
会社名 | リコージャパン株式会社 |
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所在地 | 東京都港区芝3-8-2 芝公園ファーストビル |
近年、製造品の多様化に伴い、3Dプリンターに求められる機能性においても、性能が重視されることがポイントとなってきています。
ここでは、500万円未満のミドルクラスでありながら、高精細、高強度、短納期で造形できる3Dプリンターをそれぞれ紹介します。各製品の特徴に加えてショールーム情報もまとめました。
製品名 | 積層ピッチ | 最大造形サイズ (W×D×H) |
造形方式 | 材料などの特徴 |
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アジリスタ [キーエンス] |
0.015mm~ | 297mm×210mm×200mm | インクジェット方式 |
アジリスタは、国産の3Dプリンターでは数少ないインクジェット方式を採用し、積層ピッチ0.015mmの高精細造形を実現。水溶性のサポート材の為、細部までしっかりと造形でき、部品の組付けまでできる精度を誇ります。 使用可能な材料はUV硬化アクリル樹脂とシリコーンゴム。 樹脂はアクリルに少量のウレタンを配合し、靭性を持たせているため、ネジを締めても割れないことが特徴です。 |
Mark Two [Markforged] |
0.1mm~0.2mm | 350mm×132mmx154mm | 熱溶解積層方式+ 連続フィラメント方式 |
Mark Twoは、Markforged独自のカーボンファイバー連続繊維を使用できる方式が採用されています。 これは、造形物の内部にカーボンファイバーで骨組みを組成しながら形作っていく方式です。 これにより、高強度の造形が可能になり、製造工程で使う治具や工具、より強度が求められる部品の製造を行うことができます。 |
G-ZERO [グーデンベルグ] |
0.05〜0.250mm | 250mmx210mmx200mm | 熱溶解積層方式 |
G-ZEROは、最大500mm/sというスピーディな造形ができます。 短時間で造形が可能になり、生産性が向上します。 高速で動くヘッドの振動を抑える技術も搭載し、ハイスピードながら安定感のある造形ができます。 |
■選定条件
アジリスタ[キーエンス]……2023年7月19日、Googleで「3Dプリンター 高精細」と検索して表示された50万円以上500万円未満の製品のうち、インクジェット方式を採用し、積層ピッチが最小の製品として選出
Mark Two[Markforged]……2023年7月19日、Googleで「3Dプリンター 強度」と検索して表示された50万円以上500万円未満の製品のうち、カーボン素材を使用できるもので、唯一、熱溶解積層方式+連続フィラメント方式を採用している製品として選出
G-ZERO[グーテンベルク]……2023年7月19日、Googleで「3Dプリンター 高速」と検索して表示された50万円以上500万円未満の製品のうち、造形速度が最速の製品として選出しました。