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【500万円未満】造形サイズ別3Dプリンター

用途別3Dプリンター3選を
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この記事でわかること
  • 3Dプリンター選びで造形サイズが必ずしも大きくなくてよい理由と分割造形の考え方
  • 500万円未満で導入できる造形サイズ別(100mm未満〜300mm以上)のおすすめ3Dプリンター
  • 自社の用途や製作物の大きさに適した業務用3Dプリンターの選び方と製品スペック

3Dプリンターで大きな造形物を作るなら造形できるサイズは大きいほど良いだろうと考えがちです。しかし実際には3Dプリンターの造形サイズが大きいことはそれほど重要ではありません。
大きなものを作ると「歪み」「そり」や精度の低下が起きるだけでなく、造形時間もかかります。長時間造形を続けているうちに途中でマシンが停止することや、マシンの不具合でとんでもない造形物ができていたりすることもあります。
場合によっては大きい物を作るなら小さい構成パーツに分割して造形する方が良いこともあるので、業務用3Dプリンターを選ぶ時には用途に合わせて選ぶことをおすすめします。

こちらでは500万円未満で購入できるおすすめの業務用3Dプリンターを造形サイズ別に紹介します。公式HP(販売代理店公式HP含む)に造形サイズ及び用途に関する記述のある主な製品を紹介していますので、参考にしてください。

※シリーズのものは、最大サイズに分類しています。

100mm未満

VIDA/VIDA HD[EnvisionTEC]

低価格ながら独自DLP方式により滑らかで高精細でな造形を実現。精密さが求められるデザイン検討や機能部品検討などのモデル造形に向いています。

製品スペック

DWS DigitalWax 009J[DWS Systems]

20種類以上の樹脂が使用でき、表面仕上げが不要な美しい出力表面を実現、精細なデザインが必要なジュエリーや歯科医療におすすめです。

製品スペック

ProJet1200[3D Systems]

コンパクトなボディのオールインワンデスクトップ。高速で高精細な造形ができるので歯科用ワックス等の原型造形や指輪などのアクセサリー製作に適しています。

製品スペック

100~200mm

MARK TWO[Markforged]

ボディはコンパクトですがナイロンやカーボンにファイバーを織り込んだ独自材料で高強度・高精細な造形を実現。製造工程で使用する治具や部品製造に力を発揮します。

製品スペック

XFABシリーズ[DWS Systems]

低価格の光造形3Dプリンター。最小積層ピッチが小さいのでなめらかに仕上がり表面仕上げが不要。さまざまな材料を使えるので幅広い造形ができます。

製品スペック

<XFAB 2000>

<XFAB 2500>

<XFAB 3500>

Value3D MagiX MF-800

本体サイズはMFシリーズの中では小さいですが十分な造形サイズを実現。日本製のFDM方式3Dプリンターなので取扱いも簡単で安心です。

製品スペック

3Sシリーズ[Solidscape]

造形ベースをセットしデータ転送するだけで造形でき、サポート材除去も専用除去液に浸けるだけなので簡単。工業製品、ジュエリー、模型試作におすすめです。

製品スペック

<S-Series S350>

<S-Series S370/S390>

<S-series S500>

ZORTRAX M200plus [ZORTRAX]

アルミニウム躯体に高品質パーツを使った3Dプリンター。ABSの試作品作りにおいては、業界でも実績が豊富です。

製品スペック

200~300mm

アジリスタ[キーエンス]

アジリスタはオフィスへの設置性にこだわり、配管工事や付帯設備が不要なので、必要な場所で利用をすることが可能です。試作品や治具など、これまで製造・納品までに時間のかかっていたものを、気軽に造形することができます。

製品スペック

INDUSTRIALシリーズ X3[Markforged]

Markforgedのデスクトップシリーズの中でも最小0.05mmの積層ピッチ、広いワークスペースを備える生産性重視の本格的な工業向け3Dプリンターです。

製品スペック

Stratasys F170[Stratasys]

デザイン作りやプリントのサポートをするGrabCADソフトも搭載されている多機能型3Dプリンターです。幅広い試作品の製造に向いています。

製品スペック

MAKERBOT REPLICATOR+[MakerBot]

プリンター本体ディスプレイから直接操作可能なデスクトップサイズなので気軽に試作品を製造でき、製造過程も観察できます。

製品スペック

MUTOH Value3D MagiX MF-2200D[MUTOH]

日本の3Dプリンター会社である武藤工業が製造開発。日本製3Dプリンターを探しているならおすすめ。低価格ですが異材種造型や2色造型に対応、コンパクトサイズでも大型造型ができます。

製品スペック

dimensionシリーズ Dimension BST[GRAPHTEC]

素材にABS-Plus樹脂を採用し強度を40%アップしています。カラーラインナップは標準で9色、オリジナルカラーも特注可。造形エリアが広く幅広い使い方ができます。

製品スペック

FUNMAT[INTAMSYS]

熱収縮などで歪みやすいスーパーエンプラにも対応、大型造形も可能な多機能型3Dプリンターです。研究開発や医療分野での試作品製作に向いています。

製品スペック

<FUNMAT HT>

<FUNMAT PRO>

Raise3D E2[Raise 3D]

高精度の3Dプリントを実現するために積層ピッチだけでなく各軸のデータ、震度、機械独自のスライス機能にもこだわり、模型製作から工業製品まで幅広く対応可能です。

製品スペック

OBJETシリーズ Objet30 pro[Stratasys]

コンパクトサイズながら繊細でなめらかな表面の造形ができるので試作品だけでなくパーツ材料や実用品製作にも向いています。

製品スペック

Bellulo 200[システムクリエイト]

カスタマイズ性が高く優れた加工性のある3Dプリンター。幅広いユーザーニーズに応えられるようさまざまなサイズが用意されています。

製品スペック

300mm以上

Raise 3D[Raise 3D]

高精度の3Dプリントを実現するために積層ピッチだけでなく各軸のデータ、震度、機械独自のスライス機能にもこだわり、模型製作から工業製品まで幅広く対応可能です。

製品スペック

Bellulo 400[システムクリエイト]

カスタマイズ性が高く優れた加工性のある3Dプリンター。幅広いユーザーニーズに応えられるようさまざまなサイズが用意されています。

製品スペック

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よくある質問

Q1 1メートルを超えるモックアップは、一括造形と分割造形のどちらが向いていますか?
A

造形範囲だけでなく、外観・強度・運搬・仕上げを含めて選びます。継ぎ目を見せたくない場合は一括造形が候補になりますが、造形時間や反り、失敗時の作り直しも考慮します。分割する場合は接合位置が外観や荷重に与える影響を確認します。展示用なら継ぎ目を後加工で隠せる場合がありますが、動かす製品なら接合部の剛性や安全性を確認します。完成後に人が運べる寸法・重量かも判断材料です。

設置場所と搬入経路も含め、完成品をどこで組み立てるか決めてから分割位置を設計してください。

Q2 大型機の公称造形サイズいっぱいまで、部品を配置できますか?
A

公称サイズいっぱいに配置できるとは限りません。造形方向、サポート、ベースへの固定、機種ごとの有効範囲、造形後の取り出し方法を考慮します。大きな平板では端部の反り、背の高い形状では支持の安定性が問題になりやすくなります。限界サイズのカタログ値と、必要品質で使える寸法は分けて考えます。

大型部品では、造形位置による反りや寸法差も確認が必要です。最大部品を実際の向きで配置し、後処理まで含めて収まるか確かめてください。

Q3 大型3Dプリンターを導入するとき、機械本体以外に設置面で何を確認しますか?
A

本体寸法・重量だけでなく、搬入経路、床の耐荷重、電源、温度・換気条件、材料や後処理設備の置き場所を確認します。床面積だけでなく、材料供給、洗浄・粉末除去、仕上げの作業区域が必要です。完成品を室外へ運ぶ動線も、装置の搬入経路と同時に確認します。

大型機では、造形機を置けても材料交換や造形品の取り出しに必要な作業スペースが不足することがあります。導入予定の部屋を実測し、搬入から造形後の検査までの動線を確保してください。

Q4 航空機や自動車向けの大型部品では、造形サイズ以外に何を仕様へ含めますか?
A

材料規格、必要な性能、重要寸法、検査方法、後処理、使用環境を仕様に含めます。大型部品は、造形できることと要求品質を満たすことが別の確認になります。大型であるほど、形状全体の寸法安定と部分ごとの性能を両立する確認が必要です。指定材の認証やトレーサビリティが必要なら、造形条件と検査記録の管理方法も検討します。

まず適用される規格や社内基準を整理し、代表部品で造形から検査までの工程を評価してから、設備能力を選んでください。

Q5 500万円以上の大型機は、最大の部品サイズに合わせて選べばよいですか?
A

最大寸法だけで選ぶと、設備を十分に活用できない場合があります。実際に作る部品のサイズ分布、年間数量、一括造形が必要な理由、後処理能力、設置条件も選定に関わります。例外的に作る最大部品だけで大型機を買うと、普段の小さな部品では稼働率が低くなる場合があります。その部品を分割・外注する場合とも比較します。

まず代表部品を小・中・大に分けて造形頻度を整理し、最大サイズの部品だけでなく日常的な造形にも合う設備か確認してください。

3Dプリンターイメージ
用途・目的別!業務用3Dプリンター3選
       
3Dプリンターイメージ
           

「試作の精度を高めたい」「現場で使える強度部品を内製したい」「最終製品を社内で量産したい」など、業務用3Dプリンターに求められる性能や導入目的はさまざまです。 業務用3Dプリンターを選ぶ際は、自社の課題に合った造形方式や精度、素材への対応力を見極めることが重要です。ここでは、試作・現場改善・量産の三つの用途に適した代表的なモデルを取り上げ、その特長と活用シーンを比較します。

       

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業務用3Dプリンター3選

「試作の精度を高めたい」「現場で使える強度部品を内製したい」「最終製品を社内で量産したい」など、求める性能や導入目的はさまざまです。

業務用3Dプリンターを選ぶ際は、自社の課題に合った造形方式・精度・素材対応力を見極めることが重要です。ここでは、試作・現場改善・量産の3つの観点から、それぞれに適した代表モデルを比較します。

高精度造形と水洗いだけの後処理で、
試作検証をスムーズにしたい

設計/開発部門向け

アジリスタ
(キーエンス)

アジリスタ[キーエンス]の製品

引用元:キーエンス公式HP
https://www.keyence.co.jp/products/3d-printers/3d-printers/

特徴

  • 高精度な試作造形が誰でもできる インクジェット方式と15μmの積層ピッチにより、嵌合や細部形状まで忠実に再現できる高精度な試作造形が誰でも簡単にできるため、設計意図どおりの試作品を素早く確認できます。
  • 後処理は“水洗いだけ”で完了 水溶性サポート材を採用しており、複雑な内部構造でもサポート除去が簡単。後処理が水洗いだけで完結するため、工具や研磨作業が不要で試作検証までの時間を大幅に短縮できます。

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高強度が求められる治具や機能部品を
内製したい

製造/生産技術部門向け

Mark Two
(Markforged)

Mark Twoの製品画像

引用元:Markforged公式HP
https://markforged.com/jp/3d-printers

特徴

  • 金属に匹敵する強度の部品を造形できる カーボンファイバーなどの連続繊維補強構造により、軽量ながらアルミ相当の高強度を実現。金属加工を待たずに、現場で使用可能な治具やパーツをそのまま造形できるため、改善スピードを落とさず即日対応が可能です。
  • 標準樹脂「Onyx」で優れた耐久性・耐薬品性を実現 ナイロンにマイクロカーボンを混合した独自素材を採用し、高い靭性と耐摩耗性・耐薬品性を両立。長期の使用や厳しい工場環境にも対応でき、現場で安心して使える耐久部品を内製化できます。

公式サイトで
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複雑形状の量産部品を内製したい

製造企業向け

ProX SLS 6100
(3D Systems)

Fortus 900mcの製品画像

引用元:キヤノンマーケティングジャパン公式HP
https://canon.jp/biz/product/indtech/3dpsolution/3dsystems/lineup/resin-powder/sls6100

特徴

  • サポート材なしで複雑形状の一体成形が可能 粉末焼結方式(SLS)を採用しており、サポート材を使わずに内部構造を含む複雑形状を一括造形。組み立てや加工を省略できるため、高機能部品の量産にも対応できます。
  • ±0.2mmの高精度と等方性で実用部品を直接造形 高精度かつ高剛性の一体構造を実現し、試作段階だけでなく最終用途部品としても使用可能。品質要求の高い業界(航空宇宙・医療機器など)でも安定した精度を維持できます。

公式サイトで
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