DWSシリーズ[DWS Systems]

DWS Systemsの3Dプリンター「DWSシリーズ」に注目。特徴やスペックを紹介します。

dwsシリーズ画像

引用元:DWS Systems公式HP
<http://www.digitalwax.asia/product/028j.html>

モデル特徴

世界一キレイな出力表面を実現する3Dプリンター

DWS Systemsの3Dプリンターは出力したモデルの表面が、世界で一番キレイだと言われています。従来は出力表面が段々になってしまっているため、それをキレイに仕上げる作業が必要でした。しかしDWSシリーズは、表面仕上げが必要ありません。そのため前面に模様が入っている造形物も作りやすく、手間がかかることもありません。

20種類以上の樹脂が使用可能

光造形の品質は使用する樹脂で変わると言われているなか、DWS Systemsの3Dプリンターは20種類以上の樹脂が使用可能です。産業分野をはじめ精細なデザインを必要とするジュエリー製作や歯科医療の現場で使用されているのも、豊富な材料を選ぶことができるから。樹脂の交換もたった30秒で終えられるため、造形毎に樹脂を変えて出力することもできます。

これほど樹脂にこだわっているのは、DWSの樹脂開発が日本の3Dプリンター開発の第一人者である荻原博士が担当しているからです。最高品質の樹脂開発により、DWSシリーズでは光造形の品質を保つことができます。たった30秒で樹脂交換もできるので、毎回樹脂を変えて造形出力ができるなど、使い勝手の良さにも納得です。

製作に向くタイプ

精密パーツの出力に最適

いままで3Dプリンターによる精密パーツは表面の段差を取るのが難しかったのですが、DWSで出力したモデルなら段差がないため精密な部品を作るのに最適です。段差がないのでパーツ類もキレイに出力でき、産業分野でも活躍します。鋳造用樹脂にも力を入れていて、樹脂モデルを鋳造しクオリティの高い金属モデルを作れるようにもなったため、ますます製作の幅が広がります。

DWS造形機での造形の流れ

DWS造形機による造形の流れを工程ごとに解説します。

造形前の準備が短い

DWS造形機は電源を投入すればすぐに使えるのが特徴のひとつです。つまり、長い準備工程は必要ありません。キャリブレーション作業の必要がないため、必要な造形機と比べて短くても数十分、長ければ1時間かそれ以上の時間を節約することができます。

樹脂の注入とセット

DWS造形機による造形の第一工程は、専用のトレイに少量の樹脂を注入することです。吊り上げ方式のDWS造形機では、プラットフォームが樹脂層に潜らないため、多くの樹脂を必要としません。20種類以上ある使える樹脂の交換作業は10~30秒ほどでできます。

次に、本体のカバーを上げて樹脂の入ったトレイを本体にセットします。トレイのセットで3Dプリンター側の設定は完了です。

市販のソフトでデータを作成する

まずは、元となる造形物のデータを作成します。3DのCADソフトなどを利用しますが、ここで注意する点としてファイルの保存形式をstlにすることがあげられます。主なソフトは、3DESIGNやJ-CADなどです。この作業が終れば、専用のソフトを使用してスライスデータを作成します。

専用のソフトでデータを修正する

造形物のデータが完成したあとは、専用のソフトを使って修正する工程です。この工程は、自動でサポートを作り、スライスデータを作る工程で、「NAUTA」という付属のDWS用ソフトを使用します。操作も簡単です。

付属ソフトでデータ転送

スライスデータの作成まで終えれば、付属の専用CAMソフトを使ってデータを造形機に送ります。レーザーのスピードや積層ピッチといった造形に必要な詳細数値などは専用ソフトで設定可能です。

造形する

データが転送されると、いよいよ造形の開始です。造形データそのものをCADで作成する作業は別にして、造形機が動き出すまで早ければ5分程度、長くても20分程度の工程になっています。それだけ簡単に扱えるという証明になるでしょう。

造型機の動作が始まれば、造形が完了するまでは待つだけとなります。ガルバノスキャナー方式を採用するDWS造形機では、造形出力にかかる時間も短く、全体の工程も短時間です。

プラットフォームと造形モデルの取り出し

造形が完了すれば、造型機のカバーを上げてプラットフォームを取り出します。続いて、プラットフォームから造形モデルを切り離して取り出します。

造形モデルの洗浄

取り出した造形モデルは、アルコールの液の中で洗浄します。洗浄とサポートの処理が終れば完成品の出来上がりです。この工程に要する時間は5分程度です。DWS造形機で使用するのは、大半が二次加工を必要としない材料となっています。

商品スペック

<DigitalWax 009J>

  • 造形サイズ:50×37×90mm
  • 本体寸法:380×515×560mm
  • 重量:43kg
  • 積層ピッチ:0.01mm~0.1mm
  • 造形方式:光造形

<DigitalWax 028J>

  • 造形サイズ:65×65×90mm
  • 本体寸法:380×515×733mm
  • 重量:56kg
  • 積層ピッチ:0.01mm~0.1mm
  • 造形方式:光造形

導入実績例

DWSシリーズは発売からすでに1,000台以上の納入実績を誇ります。最新技術と高性能を誇りながらも、500万円を切る低価格を実現したガルバノタイプ造型機は世界で認められた製品といえます。

高速性能と高品質を兼ね備えたDWS造形機は、卓上モデルや大きなワークスペースを持つモデルなど幅広いラインアップでユーザーのニーズに応えています。

その分野は、医療機器や宝飾品、車、家電業界などさまざまです。 また、ランニングコストを考えるうえで重要な消耗品のレーザーランプは、日本で納入されてから5年間の実績でひとつも切れていません。

メンテナンスフリーのDWS造形機は、原点出しを毎月するだけの楽々メンテナンスが好評です。この作業にかかる時間は3分程度で足ります。

DigitalWAXシリーズの機種一覧

3Dプリンター「DigitalWAXシリーズ」には、価格や性能によって選べる8つの機種があります。ここでは、それぞれの機種のスペックや特徴について比較できるように表にまとめました。ぜひ購入の際の参考にして下さい。

009J

009Jの商品画像
引用元:DWS
http://www.digitalwax.asia/product/product.html

  • 造形サイズ:50×37×90mm
  • 本体寸法:380×515×560mm
  • 積層ピッチ:0.01~0.1mm
  • 消費電力:200W
  • 重量:43kg

DigitalWaxシリーズ最初にDLP方式が採用された製品です。シリーズの中で最も価格が低く、コストカットが叶った造形機といえます。最新のDLP方式を採用しているので、低価格ながら高性能で、キレイな造形と快適な造形速度を実現しているのも見逃せないポイントです。

ワークスペースは50×37mmと小さいながらも、指輪などの小物であれば一日30~50個ほどモデルを作成することができます。価格・速度・クオリティーの三拍子揃っていて、仕事で使える入門機として最適な機種です。

020X

020Xの商品画像
引用元:DWS<http://www.digitalwax.asia/product/product.html>

  • 造形サイズ:直径130×130×90mm
  • 本体寸法:380×515×733mm
  • 積層ピッチ:0.01~0.1mm
  • 消費電力:400W
  • 重量:56kg

020Xは、ガルバノスキャナータイプでかつ低価格であり、広い造形面も可能にした卓上タイプモデルです。ガルバノスキャナータイプの機種は、精度・スピード・ランニングコストの点で優れていて、複雑なモデル、繊細な穴、薄い表面なども細かく造形することができます。高速造形とハイクオリティの両方を実現しています。

028J

028Jの商品画像
引用元:DWS<http://www.digitalwax.asia/product/product.html>

  • 造形サイズ:65×65×90mm
  • 本体寸法:380×515×733mm
  • 積層ピッチ:0.01~0.1mm
  • 消費電力:400w
  • 重量:56kg

vw028シリーズは、ガルバノスキャナーで造形する最新技術を備えた卓上タイプモデルです。高速造形とハイクオリティを実現しつつ、卓上タイプの028Jは、繊細な小さなモデルが多いユーザーにとって最適な機種になっています。

028J Plus

028J Plusの商品画像
引用元:DWS<http://www.digitalwax.asia/product/product.html>

  • 造形サイズ:65×65×90mm
  • 本体寸法:380×515×733mm
  • 積層ピッチ:0.01~0.1mm
  • 消費電力:400w
  • 重量:56kg

028Jと同じシステム採用の機種で、造形スペースが90×90ミリのミドルサイズ機です。028Jで造形できなかった大きめのモデルも造形可能です。

029j

029jの商品画像
引用元:DWS<http://www.digitalwax.asia/product/product.html>

  • 造形サイズ:110×110×100mm
  • 本体寸法:610×660×1400mm
  • 積層ピッチ:0.01~0.1mm
  • 消費電力:600w
  • 重量:150kg

029Jは、ガルバノスキャナー方式を採用し、ワークエリアが110×110×100mmの機種です。細かいパーツを量産する業者やサービスビューローに導入をおすすめしている機種です。ワークスペースが十分な広さで確保されているため、大きな造形物でも対応できます。

また、新しくトレイ可動システム「TTTシステム」を採用しています。このTTTシステムは、モデルの造形(1レイヤー)の間トレイを左右に自動的に移動させるシステムで、同じエリアにレーザービームが照射されつづけるのが原因で起こるトレイの消耗を防ぐことができます。小さなパーツであれば、1日(24時間)で270個程度のモデルの造形が可能です。

029X

029Xの商品画像
引用元:DWS<http://www.digitalwax.asia/product/product.html>

  • 造形サイズ:150×150×200mm
  • 本体寸法:610×660×1400mm
  • 積層ピッチ:0.01~0.1mm
  • 消費電力:600w
  • 重量:160kg

029Xは、速度・クオリティー・造形エリア全てにおいてバランスが取れた機種で、様々な業種に対応可能です。ガルバノスキャナー方式とトレイ可動システム「TTTシステム」を採用。

ワークエリアは150×150×200mmと大きいので、長いモデルの造形も可能です。大きな造形物の作成や、小さなパーツの量産、サービスビューロなどにも適応できます。小さなパーツであれば、1日(24時間)で800個程度のモデルの造形が可能です。

030J

030Jの商品画像
引用元:DWS<http://www.digitalwax.asia/product/product.html>

  • 造形サイズ:300×300×300mm
  • 本体寸法:704×1430×2046mm
  • 積層ピッチ:0.01~0.1mm
  • 消費電力:1500w
  • 重量:400kg

030Jは、ワークスペースが300×300×300とシリーズの中で最も大きい機種です。工業デザイン等の大きなワークをカバーできます。広い造形スペースでもシリーズ中最速の造形スピードを可能にしています。ダイレクト鋳造も可能な樹脂は、ロストワックス製品の製造にも使用されています。

XPRO

XPROの商品画像
引用元:DWS<http://www.digitalwax.asia/product/product.html>

  • 造形サイズ:300×300×300mm
  • 本体寸法:704×1116×2048mm
  • 積層ピッチ:0.01~0.1mm
  • 消費電力:600w
  • 重量:不明

XPROは、大型で高精細な3Dモデルを必要とする業界をターゲットにした3Dプリンターです。DWSが誇る精密度の高い造形技術と樹脂材料を開発する技術をかけあわせ、短時間で大型かつ精度の高い3Dモデルを造形出力しています。

大きなワークサイズを備えているので、ボディーケースや建築模型なども作成可能です。様々な業界の開発・試作段階において、XPROの採用することで大幅なコスト削減と時間短縮を見込めます。

販売会社

会社名 シーフォース株式会社
所在地 (本社)東京都台東区台東4-18-11
(加工部)東京都台東区台東4-18-12