医療分野

医療分野における3Dプリンターの活用について。導入事例を調べました。

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引用元:iGUAZU(イグアス)公式HP
<http://www.iguazu-3d.jp/case_study/medical/><http://www.iguazu-3d.jp/case_study/moreinfomation/>

医療分野における3Dプリンターとは

3Dプリンターの性能や可能性は医療分野でも注目されています。3Dプリンターを医療に応用しようという動きは以前から行われており、多くの教授が医療応用について研究を行っています。特に義手や人工の骨、インプラントなどは、金型生産とは異なり1個1個オーダーメイドでの製作が必要ですが、3Dプリンターは必要な分を短期間で精密に作ることができるというメリットがあり、医療分野においての活用が期待されています。現在どのような場面で3Dプリンターが活用されているのか、導入事例を紹介します。

導入事例

医療用モデルの製作

例えば脳や肝臓、骨などの医療用モデルを3Dプリンターで製作することで、研修時や患者と家族に説明する際のモデルとして分かりやすく説明をすることができます。例えばCT画像から3Dプリンターで肝臓モデルを作ることで、手術で切る場所や腫瘍の取り出し方を患者に説明することも可能です。

義手や人工骨の製作

電気通信大学の研究チームでは3Dプリンターで作る筋電義手を開発しています。3Dプリンターなら個人に合わせた形状を24時間で製作することが可能であり、素早く作ることができます。現在は製品化と臨床応用を目指し、さらなる研究を行っているとのこと。また3Dプリンターによる人工骨も実用化に向けて開発中です。3Dプリンター製作の人工骨は、従来の人工骨よりも骨への癒着が早く、自骨への変化も早いといった特徴があります。

オーダーメイド補聴器

デンマークでは補聴器メーカーが3Dプリンターを利用したオーダーメイド補聴器の販売を始めました。液状のシリコンを耳に注入し、耳の形を取ったあとスキャナーで読み取り、3Dデータを作成します。これにより耳にぴったりとフィットする補聴器を作ることができ、既成の補聴器を付けることによる負担も少なくなります。

今後の展望

医療分野での3Dプリンターの良さは、安価かつ容易に個人に合わせたモデルを作れることです。時間やコスト、部品の組み合わせで重くなる義手や骨も、小型かつ軽量に作ることができます。最近では3Dプリンターによる臓器の作成も研究が進んできているため、今後は再生医療の分野においても大きな進歩が期待されています。